1週間と宣告された余命を大幅に超え

7週間も頑張ってくれましたが

昨日朝、愛犬が旅立ちました。



3日前から水しか飲めず、また一昨日は

手足に力が入らず立ち上がることも出来なくなりました。

呼吸は口を開けてハァハァはせず、

ずっと浅くて早い呼吸をし

眠れない様子。


心配で昨日は朝4時半過ぎまで様子を見ていましたが、

力が入らないのに一瞬立ち上がろうとして

すぐにまたペタリと横に。

それが私が見た、生きている最後の姿となりました。



朝になり酸素室の愛犬の様子を見ると

もう息をしていませんでした。


愛犬を寝かせている酸素室のすぐ目の前で

私も寝ていたのですが、亡くなった事に気付きませんでした。


愛犬の最後を看取るのにとっても不安を感じていた私の為にか、私が寝たタイミングでそっと逝ってしまいました。


私に安楽死を選択させることも

最期を見せることもせず

愛犬は最後まで私の事を想ってくれていたのかなと思います。




かかりつけ医に報告の電話したところ、

最後のケアをしたいから連れてきてくれないか?

との事だったので、指定された休診中の時間に連れて行きました。


すると、全身を綺麗に洗って身だしなみを整えてくれ首には可愛いリボン、柩の中にはお花も入れてくれました。

手足に力が入らずペタリと大の字に寝ていたそのままの姿で逝ってしまい、死後硬直し始めてしまっていたので、ちゃんと横になった姿にしてくれた事にも本当にホッとしました。


目元口元の汚れも綺麗になり、トリミングしたてのように全身ツヤツヤで、少し悲しみが癒されました。


先生とお話すると、

一時安楽死の選択も考えるぐらい悪化していたのに、そこからまたオヤツをもりもり食べるなどよく頑張ってくれましたね。 

最後もし苦しんだなら、側で寝ていたら必ず気がつくはずだから、気づかなかったという事は苦しまずスっと逝ったんですよ。と仰って頂きました。




最後の時をずっと覚悟してこの7週間過ごしてきたつもりですが、亡くなった事をやはり受け止めきれないですね。


今日荼毘に伏してきます。

姿が見えなくなるとグッと悲しみが増すと思います。

でももう魂は苦しみもない楽な所へいってるんですもんね。

一昨年亡くなった母や、姉妹犬、私の赤ちゃんがきっと愛犬を待ってくれているはず。



いつか私もそっちに行く時まで

少しだけお別れかな。

虹の橋のふもとでまた会おうね。


16年間のかけがえの無い日々を本当にありがとう。