今年もすでに1週間過ぎてしまいましたが、
みなさん、明けましておめでとうございます。
わたしは年末年始ずっと働き詰めだったので、
ぜんぜんお正月気分じゃなかったのですがね


FC2から引っ越しをしてきたのですが、
まだぜんぜん使い方が分からないので悪戦苦闘中です



そして、引っ越ししてきた1番最初の更新が
こんなに悲しい記事になってしまうとは思ってもみませんでした。。。



先日の1月4日に愛犬ちょろ吉が虹の橋に旅立ってしまいました。。。


年末から体調が悪く、なかなか小屋から出てこなくなってしまい、
わたしも仕事が忙しかったため両親にどんな具合か
聞くことぐらいしかできず。。。


お正月前から明らかに様子がおかしく見え、
病院に連れて行こうにも、
ちょうどお正月休みに掛かってしまい、
やっと連れた行けたのが1月3日。


その時の腎臓の数値は最悪で、
いつ逝ってもおかしくない状態だと説明されたと母から聞きました。


4日の日はやっとわたしも仕事が休みで
ちょろ吉の状態を見に行けたのですが、
すでに自分で起き上がる事も出来ないような状態でした。


ぐったりと顎を地面に付けて目を閉じていました。


そんなちょろ吉の頭を撫で、
顔を上げ、頑張ってる事にお礼を言っていたのですが、
すでにわたしにはちょろ吉の命が短い事が伝わってきました。。。


今日を越せるか・・・


そんな状態でした。


口を開けないちょろ吉に仕事から帰って来た母が
シリンジでお水を飲まそうとしていたので、
口からではなくて、点滴しか対処の仕様がないので、
病院に連れて行くように言いました。


今思えばその時わたしも一緒に着いて行けば良かったと思います。


危ない・・・と、思いながらも、
自分の用事を優先させ、ちょろ吉を母に託し、
1・2時間で用事を済ませたらわたしも病院に行こうと思っていたのでした。


そして、用事を1時間ほどで済ませ、
家に帰る途中の車の中で母からの
ちょろ吉の訃報のメールが届いたんです。


車の中で2回程ク~~ンと鳴き、
急変して逝ってしまったと。。。


家を出る前、ちょろ吉は閉じていた目を開け、
顔を上げ、目を合わせてくれました。。。


あれが最期になってしまいました。。。


あの目を見て、わたしはこれが最期かもしれない・・・と
感じていたのに。。。


5日の夕方、ちょろ吉を火葬しました。


子供の頃から犬を飼っていましたが、
火葬するのはちょろ吉が初めてなんですよ。


うちの父はヒトや動物が弱って行く姿を見るのが苦手な人で、
いつもわたしの居ない間に保健所に連れて行かれていましたから。


所詮犬なんて!と、言っていた父が、
火葬の日の当日、ひとりでちょろ吉を撫で泣いていました。


わたしが来た事に気付かなかったらしく、
玄関を開けて入って来たわたしにビックリして
慌てて涙を拭き、そそくさと部屋の奥に行ってしまいましたが、
部屋の奥から涙声で声を震わせて


「ちょろが一番可愛かった・・・」


と、言いました。


斎場で骨になったちょろ吉の喉仏は自分が拾うんだって
すっごくこだわってたのも、
ちょろ吉への愛情だと分かったし、
寂しさをお酒でごまかしているのも分かりました。


ちょろ吉は、両親の心を溶かしてくれた
唯一、特別な犬でした。


今、実家の前を通ると、玄関の門が開けっ放しにしてある事に
違和感があります。


ちょろ吉が居た時には絶対に開けておくなんてなかったのに。


それが、もう、ちょろ吉は居ないんだって
嫌でも思い知らされる事になって。。。


でも、ちょろ吉は最期まで頑張ってくれたし、
きっと今では痛みも苦痛もない自由な姿で
駆け回っているんだろうな・・・と、思います。


たくさんのミラクルを見せてくれたちょろ吉に感謝したいです。



ちょろ吉


ありがとう、ちょろ。