ファイナンシャルプランナー兼コインランドリー経営のサノです。

昨日もコインランドリーの掃除、メンテナンスをしっかりとやりましたので、よろしくお願いします。

北方領土のことで話をさせていただきます。

北方領土は我が国固有の領土ですね。

このことは1855年(安政2年)に調印された日露通好条約によって確定されています。

それ以来、択捉・国後・色丹・歯舞の北方四島が、他国に帰属したことは全くない。

まさに日本固有の領土です。

だが、敗戦のとき、ソ連に不法占拠され、そのまま今日にいたっています。

当時、日本とソ連の間では、中立不可侵条約が結ばれていました。

にもかかわらず、日本の敗戦間際、もう継戦能力がなくなった状況を見て、ソ連は中立不可侵条約を一方的に破棄して、突如、満州・樺太・千島に攻め込んできました。

これが、8月9日、終戦の6日前であった。

そして、さらに終戦の13日後に、今度は北方四島を奪い、その不法占拠が今に続いています。

このとき、満州には155万人の在留邦人がいた。

この日本人に対して、どれほどの暴虐行為をしたことか。

ソ連兵は機関銃を突きつけて金品を強奪し、殺戮し、婦女子を陵辱した。

この残虐行為で命を奪われた日本人は24万人にのぼっている。

このような残虐行為の末に北方領土を占領して、今にいたるまで居座っているんです。

ゆえに日本政府は終戦以来、四島返還を求め続けて来ました。

だが、ソ連は頑として返還に応じなかった。

その中で、安倍首相は「四島返還」の方針を突如変更して、四島ではなく、いちばん小さな色丹・
歯舞の二島だけでいいからと舵を切った。

そして、プーチンと交渉をはじめたんです。

安倍首相にしてみれば、これまで1ミリも動かなかった北方領土問題が、自分の手で二島だけでも返ってくれば、大きなレガシー(政治的な遺産)になると思っているのでしょう。

安倍首相は「自分とプーチン大統領の手で必ずや平和条約を結ぶ」というセリフを言うようになりました。

ところが、プーチンの忠実な部下であるラブロフ外相はそれに水をさすように

「もし交渉を進めたいのであれば、日本側は、第二次世界大戦の結果として北方領土がロシアの領土になったことを認めるのが、何より先決事項である」と繰り返している。

そしてプーチンも、今年の1月、25回目の日露首脳会談では、領土問題には一切ふれずに経済要求だけを突きつけ、安倍首相は3000億円を出すことを約束している。

さらにプーチンは、「もし二島を返還すれば、アメリカがこの二島に軍事基地を設けるのではないか」
として、日米安保にも難癖をつけてきています。

要するに、返還する意思などさらさらないんですね。

プーチンの肚の中は、「領土などは一島も返さずに、経済協力だけをさせる」というところにある。

25回も安倍首相はプーチンと会ったんですね。

北方領土問題は完全に行き詰まりの感じがしま
す。

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