ファイナンシャルプランナー兼コインランドリー経営のサノです。

今日は富士市の天気予報で晴れのち雨ということでしたが、日中は穏やかな晴天。

富士山には笠雲がかかっており、夕方になって曇りになっていくようです。

富士市も、海に近い地域から、富士山に近い地域と、広く、それぞれ気候が全く違います。

静岡県全体でも、浜松市は風が強い。海に近いところだと、潮風となるでしょう。

コインランドリー経営をする場合、地域を注意深く選ぶべきです。

洗濯乾燥機や、乾燥機をそろえるだけで、もし、買うなら数百万円かかる。

土地や建物も合わせれば、1000万円は超えるのではないでしょうか?

雨が少ない地域では、投資した金額を回収するだけでも、10年以上かかるかもしれないです。いや、もっとかな?

富士市の都心部では、コインランドリーはやるべきではないのでは?と思ってしまいます。

コインランドリー経営は、借金してやるのなら、地域は慎重に選ぶべきです。

さて、東海地震が起きると言われて、数十年経っています。

石橋克彦という地震の博士が、「大地動乱の時代」という本を出して、東海地震の切迫を訴えたのがはじまりです。

しかし、運が良いことにまだ東海地震は起こってはいない。

長年、起こらないと危機感も無くなってきてしまいます。

地震の研究者が地震の危険性を訴えるのは、危機感や準備を周到にした上で、地震を迎えるのと、危機感が全く無い状態で地震に遭うのと、全く被害が違うから、訴えるんですよ。

最近、南海トラフの地震も注目されつつあります。

昨年12月11日、政府の中央防災会議は、南海トラフ地震の防災対策を改めて取りまとめ、政府に提出しています。

これまでは地震が起きてからの事後対策だけでありましたが、今回は南海トラフ沿いで大地震が発生する恐れが高まった場合の、防災対策を打ち出しています。

しかし、これを見ると、実効性の乏しい机上の空論という感じがします。

それでも、中央防災会議が南海トラフ地震の近いことを認識していることだけは、わかります。

一方、南海トラフ地震研究の第一人者といわれている、髙橋学・立命館大学教授の警告は、極めて具体的で、まさに傾聴に値する。

昨年12月の15日、髙橋教授は次のように発表しております。

「私は、マグニチュード8ないし9クラスの南海トラフ地震が、1年ないし2年後に起こるとみています。

今月の地震の中でも特に注目すべきは、房総半島南方沖、東海道南方沖、三重県南東沖で発生したマグニチュード4ないし5クラスの地震です。

これらは南海トラフが直接動いた揺れです。

1972年からのデータを見る限り、この規模で、南海トラフの直接的な地震が、わずか1週間程度の間に3回も起きることはなかった。

いよいよ南海トラフそのものが動き出したのです。」

と。

さらに教授はつづける。

1年ないし2年で、南海トラフ地震が発生したらどうなるかについても、こう述べている。

「フィリピン海プレートは相模湾までカバーしているため、首都圏も大きく揺れ、時期によっては2020年の東京五輪に影響が出ます。

また、直撃する大阪は、揺れに加えて、津波で繁華街はすべて水没します。

25年は復興万博になるのではないか。

中央防災会議の議論を拝見しても、南海トラフが直近のことという切迫感がない。困ったことです。」


僕が、20代前半のときに、東海地震の切迫を聞き、就職しても仕方がないんじゃないか?という考えに陥ってしまったんです。

アルバイトや日雇いで生計を立てる日々が続きましたが、地震は起こらなかった。

僕の例はやってはいけない例なんですが、もちろん、仕事等、やるべきことは一生懸命やらなければいけない。

それと同時進行で、地震に対しての危機感や準備も持ち続けなければならないということです。

地震への危機感を僕も含めてみんなにも持ってもらいたいです。

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