ファイナンシャルプランナー兼コインランドリー経営のサノです。

今日もコインランドリーをしっかりと掃除、メンテナンスをしてきましたので、よろしくお願いします。

今日は、恐怖心ということで、話をさせていただきたいと思います。

ちょっと長くなってしまいました!

僕が中学生のときはバブルの絶頂期で、
BE-BOP-HIGHSCHOOLが、流行っていました。

ツッパリに憧れている人も多く、街にはリーゼント姿の学生が多くいました。

街を歩くとガンつけられるんですよ。

僕はいちいちに恐怖を感じていました。強くなりたかったので、自己流で筋トレをやっていましたが、一向に恐怖心はおさまりませんでした。

仕事をやるようになっても、恐怖心というのを感じることがありました。

特に仕事上で、権力を持っている人が怖かったんですよ。

恐怖心、というのは、自然災害や、危険な場所、命に関わることなんかには、大事な感情ですが、対人に関しては全くの無駄です。

命に関わることでないのに恐怖心を感じることは全く無駄なんです。適切な動きができなくなるから。

それから、なんとか恐怖心を克服したいと願い続けていたのですが、なかなかそれができなかったんです。

それが、40を過ぎてから急に恐怖も不安も感じなくなったんですよ。

これをやったから、急にできるようになった、ということではありませんので参考にならないかもしれませんが、

長年、恐怖心を克服したい、と思い続けていたり、実際にぶっ倒れたこともあるんですが、営業をぶっ倒れるくらい本気で取り組んでいたり、トレーニングをしたり。
ついに、「どもり」を克服するようになってから、全く恐怖心、不安感を感じなくなったんです。

常に根拠のない、謎の自信で満ちあふれています。

上司にはいろんな人がいるとは思います。

中にはとんでもない人間もいるのではないでしょうか?

下にあげる人間を、仮にNとしておきます。

○自分の権力を誇示するために、職場全員の前でたわいのないことで部下を怒鳴り散らす。

○女性社員に良く思われたいので、女性社員には、非常に優しく、逆に男性社員には非常に厳しく。

○女性社員がやったミスにはなにも言わない。逆に男性社員のやったミスには、些細なことでも、全員の前で怒鳴り散らす。部下を不公平に扱う。

○営業の数字を頑張っている人に対して、「なんでそんなにやるの?評価されないよ?」営業頑張ることを否定してくる。

○その上、自分より上の人間に対しては非常に腰が低い。

○俺がルールだ、的なことを言ってきて、真のルールを曲げる。

会社のためになることを言っているのなら、納得はしますが、Nの言っていることが全く会社のためになっていない。

「道理は主に勝つ」

という言葉があります。

自分に非がない、つまり、後ろめたさが全くない状態であれば、上司と言えど、全く恐怖を感じる必要がありません。というか、Nみたいな者は基本的に弱虫なので、やっちゃえば良いと思います。

後ろめたさがない、状態が力を呼ぶんです。

上のNのような人間は、あとで説明しますが、
十界論でいう、修羅界が強い人間です。

修羅界の特徴として、人を下し、他を軽しめ、自分を良く見せたい顕示欲が非常に強いのと、自分よりも、権力がある人間に非常に弱い、という特徴があります。

自分に全くの非がなければ、例えば、営業成績はトップ、など、

Nを評価する立場の権力者に訴えてやれば、Nはすぐにビビるでしょう。

まさに「道理は主に勝つ」です。

逆に上司の言っている内容が、道理にかなっているのなら、素直に聞くべきです。

恐怖の本質を考えて行く前に、仏法での十界、というものを説明しなくてはいけません。

恐怖心というものを仏法でどうとらえているのか考えていきたいです。


ではいきます。

この大宇宙は大きく分ければ、有情と非情で構成されています。

有情とは、人間や動物などのように心・感情・意識を持つ生物のことで、衆生とも言います。

非情とは、草木・国土などの心の動きを持たないものを言います。

十界とは、この宇宙に存在するすべての有情を、その境界にしたがって十種に分類したものです。

そして非情は、この有情の所依となる国土であるから、宇宙は広漠といっても、すべてはこの十界に収まるということです。

では十界をあげてみます。

地獄、餓鬼、畜生、修羅(しゅら)、人間、天上(てんじょう)、声聞(しょうもん)、縁覚(えんがく)、菩薩、仏


地獄の衆生、というのがいるんですね。

餓鬼、は正法念経に三十六種が、明かされているそうです。

畜生は魚、鳥、獣などの動物


人間界は僕たち人類、

天上界は
大梵天王、帝釈天王、等   目に見える天上界の衆生として、大日天子、月天子、明星天子(太陽、月、金星)

それぞれの詳細はここでは省略いたします。

この十界論で大事なことは、僕たち、人間界に、また十界が備わっている、ということなんですよ。僕たちの生命に宇宙の素質が全て備わっているとはこのことです。

地獄界   

苦悩に沈み、しかも束縛されてその苦から逃げられないという境界 いじめを受けているなど。

餓鬼界

貪欲にとらわれて常に不満不足の念に満ちている境界
金銭、地位、において、一を得れば十を、望み、十を得れば、百を望んで飽きることをしらない、など。

畜生界


強い者を恐れ、弱い者を侮る、卑怯。将来的のことも考えず、目先の快楽を得る。家族をかえりみず、不倫する人。

修羅界   

常に他人より勝ろうとする異常な嫉妬、競争心

人を下し、他を、軽しめ、己を良く見せたい。心がひねくれ曲がっているので、人から正しいことを言われても素直に受け取れない。すぐカッとなって腹をたてる。

天上界

願いがかなって喜びに満ちている。しかし、永続しない。

声聞界

真理の探究に生きがいを感ずる。学問や、研究に一筋に打ち込む学者、研究者。

縁覚界

芸術に喜びをみいだす。芸術家。

菩薩界

他を救おうとする。自らのことを顧みず他を救わんとする。

仏界

これが出てくる人はいないでしょう。これが出てきたら無敵ですよ。

地獄、餓鬼、畜生は三悪道といいます。

三途の川の三は三悪道からきています。

これに修羅を加えて四悪道。

四悪道に人間、天上を加えて六道。

声聞からまでが四聖(ししょう)

声聞、縁覚この2つを二乗


僕たちはいろいろな感情が機にふれ、おりにふれ出てくるわけなんですが、そういう感情って、ひとりでに出てくるわけではなくて、

なにかがきっかけになって出てきませんか!?

好きな女の子から好きっていうメールもらっただけで、天にも登る気持ちになるでしょう。

たかだか、きっかけは文字ですよ。

逆に借金取り立ての電話があればビビるでしょう。地獄界です。それも、たかだか言葉ですよ。

とくに、この十界のうちなにか1つがとくに強く出てくるんです。
人により、それぞれなにか強く出てくるんですよ。

人によっては2つかもしれません。

なにか当てはまるものがありませんか!?

また、自分の出ている境界によって、環境が影響されるという特徴があるんですよ。

これを依正不二(えしょうふに)と言うんですが、

例えば、自分が地獄界であったら、環境が自分をいじめる働きをするんですよ。

どこにいっても自分をいじめる人間が集まってくる。

修羅界だったら、競争や争いが絶えないなど。

今回のテーマ、恐怖心、ですが、今回説明した、地獄界、から出てくる感情ですよ。

自分が地獄界が強い、と思う方は注意。

環境が自分をいじめる働きをするようになります。ますます、地獄界が強くなっていきます。

自分の感情を地獄界でなくせば良いんですが、答えは仏界を出すことなんですが、これはなかなか難しいんです。

僕も、地獄界が、強かったんですよ。どもりがなくなったら、全く地獄界は出てきません。

変わることはできるんですよね!

まずはインストラクターを雇い、正しいフォームでトレーニングをし、テストステロンを出すこと。

これが手っ取り早いかもしれません。

負の感情が出る原因がわかってくれば対処法は見つかるかと思いますので、このブログがその助けになれば幸いです。


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