先日、標記のオークションに参加し、結果的には英国のクラウン銀貨を落札した。

 

1716年銘のジョージ1世のクラウン銀貨で、グレードはXF40だ。

昨日現物が届いたが、思いのほか状態はいい。

 

 

 

裏面も摩耗は少なく、しっかりと打たれている。

 

 

国内の相場は、過去のオークションワールドでは全くの同コインが21万円+手数料という実績であった。

 

また、VF35では数年前に10万円+手数料というものもある。

ただし、VF35とXF40とでは価格が倍程度に膨らむことも少なくない。

 

アメリカのオークション(ヘリテージ)を見てみたい。

 

 

 

2011年にXF40が1840ドルで落札されている。

10年以上前なので、良くも悪くもあまり参考にはならないが、この価格からもこのクラウン銀貨の稀少性がうかがえる。

 

 

こちらはちょうど10年前のオークションであるが、同じXF40にもかかわらず2200ドル近い落札額となっている。

 

どうも、XF40クラスであれば、10年前は2000ドル前後の価格で取引されていたようだ。

一方、今回はこの時期にしては18万円+手数料11%=20万円だったので、お買い得だったのかもしれない。