今日、早朝5時に起きてヘリテージの大きなオークションイベント2つに参加しました。
一月前よりこの2つのオークションに向けて周到に準備を進めてきました。
オークションワールドで小物を1枚しか落札しなかったは、この2つの大きなオークションイベントを見据えてです。
まず一つ目は、「2021 January 21 - 22 NYINC World & Ancient Coins Platinum & Signature Auction - Dallas #3089」です。
以下のように3部構成で行われました。
そして、もうひとつはアメリカコインに特化した大きなオークションイベントである、「2021 January 20 - 24 FUN US Coins Signature Auction#1326」です。
オークション#3089は果敢に攻めましたが、ボウズでした。
そして、USコインオークション#1326では大きな戦果がありました。
落札できたのはたったの1枚ですが、ついに7桁のアメリカコインを落札しました。
このオークションはまだ最終日が残っていますが、今の送金方法ですと7桁以上は分けて支払わなければならず、ちょっと手間ということもありますので、これぐらいで締めておこうと思います。
今日、このような大きなオークションに参加して感じたことは、コインの相場は確実に上がってきているということです。
ドイツ、英国、ロシア、中南米の金貨類などの有名どころは、感覚的には倍になっています。
逆に、いくら希少ではあっても、古代貨幣と英国貨幣は別として、中世ヨーロッパのコインすなわち16世紀以前のコインは割安に購入できます。
ざっくりと表現すれば、KMカタログに堂々と記載されているコインは強いですし、希少ではあっても正体がよくわからないマニアックなコインはもうひとつ伸びないです。
人気のあるコインを割安に買える機会は本当に少ないですが、ゼロではありません。
気長にチャンスを待って準備しておくことが大事でしょう。
ちなみに、オークション#3089で出品されていた1711年ニュルンベルクの都市景観MS65(TOP POP)は16800ドルまで上がりました。
MS63もののオークションワールドの価格111万円は決して割高ではなかったようですね。