2020年度は本来であれば東京オリンピックが開催される予定でした。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大により一年延期となり、私が長年応援してきた陸上中長距離の田中希実選手のオリンピックでの活躍が見られなかったのは残念でなりません。

 

とはいえ、7月には3000mで福士加代子選手の日本記録を18年ぶりに更新しました。

 

 

そして8月には、新国立競技場で1500mの日本記録を14年ぶりに更新する大躍進を遂げました。

 

 

どちらも素晴らしい記録です。

 

マラソン繋がりでご両親とは何度かお話させていただいたこともあり、田中選手がまだ中学生のころからずっと応援してきましたが、まさかこんなに高みにまで登りつめられるとは。

 

本当にうれしく思います。

 

駅伝に出られていたころから感じていましたが、彼女のレース運びはいつも劇的で、必ず見せ場があります。

 

近ごろですと、800mでも1500mでも3000mでも5000mでも、どんな距離であってもレース後半から終盤、そしてゴール後にまでドラマがあるのです。

 

このところ田中選手には感動させられっぱなしです。

 

いつも感動をありがとうとこの場をお借りして申し上げたいです。

それだけに、来年こそは無観客でもいいので何とかオリンピックが開催され、そこで世界の強豪たちに立ち向かう姿を見てみたいです。

 

さて、そんな2020年をコレクションの観点で振り返ってみたいと思います。

今日は、2020年に新たに私のコレクションに加わった「日本のコイン」のうち、お気に入りのトップ5を挙げてみたいと思います。

 

まず第5位です。

 

明治8年銘の貿易銀、NGCのMS61です。

このコインはヤフオクで落札しました。

価格はそれなりですが、見た目がとにかく素晴らしく、堂々の5位です。

 

 

第4位は、

 

明治7年銘の新1円銀貨 前期 PCGSのAU53です。

このコインはStack'sBowersの香港でのオークションイベントで落札しました。

やはり希少年号の中でも希少な前期なので、AU53といえども4位です。

 

 

第3位は、

 

明治11年銘の新1円銀貨 浅彫、NGCのMS63です。

このコインはヤフオクで落札しましたが、本当に状態のいいもので、自身この年号のMS63なんてこれまで見たことも聞いたこともありませんでした。

実物は紛れもなく未使用品であり、その際立った美しさと希少性から堂々の3位です。

 

 

第2位は、

 

大正4年銘の新20円金貨、PCGSのMS66です。

このコインはごく最近某コイン商(組合加盟店ではない)で比較的安価に購入しました。

店頭では有り得ない価格です。

オークションだったとしてもあり得ない価格です。

そもそも、大正4年はかなりの希少年号であり、しかも完全未使用ともいえるMS66です。

気に入らないわけがありません。

 

 

そして、第1位は、

 

はい、明治7年銘の新1円銀貨 後期 深彫 PCGSのAU58です。

 

2020年度の「日本のコイン部門」でのトップはやはりこれです。

このコインは泰星オークションで落札しましたが、価格がどうのこうの以前に雰囲気が最高です!

しかも、初めて手にした明治7年銘の円銀ですので思い入れがとても強く、堂々の1位です。

 

 

日本のコインは10万円オーバーのものをかなり入手しましたが、この5枚だけで、ちょっとした車が買えるかもしれません。

 

明日の大晦日は、2020年に入手した外国コインのトップ5を紹介したいと思います。