コインも楽しいですが、写真撮影も楽しいです。

私は、コインの撮影や風景写真、時には天体撮影もします。

 

今日は月を撮ってみました。

 

撮影機材は、Fujifilm X-S1という9年前に発売された動画機能付きのカメラです。

1200万画素の2/3型CMOSセンサー搭載で、24-624mmをカバーするフジノンレンズを採用したネオ一眼です。

 

設定は、焦点距離が624mmという超望遠で、ISO400。シャッタースピードは1/1200秒です。

624mmではあっても、手ブレ補正機能と速いシャッタースピードを活かせば、手ブレはほぼ気にしなくてよくなります。

 

こうして見ると、クレーターまでかなり鮮明に捉えられています。

 

 

最近は50倍を超える超望遠レンズを搭載したコンパクトカメラが登場していますが、イメージセンサーのサイズが小さく、よくあるのが1/2.33型というサイズです。

これは、廉価モデルに多く採用されていますが、今回私が使ったカメラに搭載されている2/3型の半分強のサイズしかありません。

そこに2000万画素を当たり前に詰め込んでいるわけですから、1画素あたりの受光面積が小さく、画質に影響を及ぼしかねません。

 

イメージセンサーはやはり大きい方がいいのです。

 

そういう意味では、APS-Cサイズのデジタル一眼ですと、約24mm×16mm程度のイメージセンサーが搭載されておりますので、安心感があります。

(ちなみに、2/3型のイメージセンサーですと8.8mm×6.6mmです)

一方、最近はやりのフルサイズは、36mm×24mmですからとても大きいです。

これは35mmフィルムとほぼ同サイズなのでフルサイズと呼ばれており、カメラ自体が総じて高額です。

 

正直今の私にはフルサイズは要りません。

かといって、1/2.33サイズなどはよほど機能などに独自性があったり、発色がいいなど、何らかの特徴がなければ買う気になれません。

 

ですので、私が基準にしているコンデジの条件としては、最低でも2/3型となります。

 

にしましても、今夜の月は綺麗です。

空気も比較的澄んでいますので、月をかなり鮮明に大きく写真に収めることができました。