1766年製造、ドイツのヘッセン-カッセル方伯、フリードリヒ2世肖像のターラー銀貨を落札しました。
プロイセン王であるフリードリヒ2世とは別人です。
こちらの方が、ややでっぷりしていますね。
何より、バイエルンやプロイセンに比べるとかなりマニアックな地域のコインです。
とはいえ、私自身この地方のコインは裸で20年ほど前に購入したものが既にあり、今回で2枚目です。
しかも、NGCのスラブ入りです。
この時代のものは打刻が弱く、また長年流通したこともあり、状態のいいものは少ないかもしれません。
肖像面は特に状態の良くないものが多いので、ヤフオクでこのような出物に出くわすことは幸運ではあります。
紋章は左右逆ではありますが、以下のものと見事に一致しています。
歴史を感じさせる素晴らしい逸品です。