自分はビートルズ好きですが、まだ、ビートルズを知ったばかりの頃。
といっても、1995年頃、古いようで新しいお話です。
当時レコードが流行っていなくて。フォーマットはCDとレコードのバトルだったが、CDの圧勝であった。というか、音源はCD、レコード、カセットの三種類しかなかった。
25年以上前の事ですが、レコードの音がいいと言うのは現在では定着していますが、当時は、扱いがめんどくさい、ノイズがあると嫌われ、レコードはマニアの世界であった。
そんな頃、ビートルズのアンソロジーが出て、新曲フリー・アズ・ア・バードとリアルラブが発表された。ジョンレノンのデモテープに、残りのメンバーがオーバーダビングをして完成させた物だ。
アンソロジーや、ビートルズのCDを聴きまくりました。そして、後追いでビートルズのレコードに興味を持ちました。まずは、国内盤3000円のを聴き始めました。モノラル盤(日本、イギリス)や赤盤等、5000円以上の物がありましたが、価値がわからない。
そんな頃、地元のある中古レコード店に通い出した。
国内盤が売っていて、2〜3枚買ったところ、5000円のモノラル盤を進められました。
え、なんでモノラル(しかも高い)と心の中で思いましたが。口で少し説明されても良さが解らない、しかし興味はある。
買わなくても、お店に行き、高価なレコードを眺めていました。そのお店は商売っ気がないのでしょうか。
「もうビートルズのレコードは売らないよ」と突然言い出した。モノラルだって良いとわかれば購入しますが、そのお店には行かなくなりました。
変わりに通い出したお店は、地元から100キロ程度離れた町、静岡市のレコード屋。
まずは、そのモノラル盤を実際に聴かせれもらいました。論より証拠(体験)なのでしょう。
モノラルを1枚買っていき(5000円)イギリスオリジナル盤で、音に出ない傷があるので安めでした。
聴きまくりました。
アナログ及びモノラルに、はまった訳です。
商売けっが無いと言えば聴こえがいいのですが、お店としては後者のお店は前者よりも褒められるでしょう。
前者のお店も機会があったら行く事もあるし、嫌いでもないし、自分の存在なんて覚えられていません。
口先で説明されても、人は納得しないし、理解しない。
体験型がいいのは、百聞は一見にしかず、ということわざの通りで、人は付き合ってみないと本質は解らないし、体験デモなんかが一番効果があるのでしょう。
10年か15年前までは、地元にほぼ全てのCDが置いてある、大手レコード屋があった。
今は、地元にないので名古屋まで行かなくてはなりません。
1995年頃は、オアシス、ウィザー、バングルス、ハート、ポリスが好きでそこにCDを買いに行きました。
最近はそのレコード屋でビートルズの新曲、NOWアンドTHENを買いました。
新曲と言ってもジョンレノンの音源のオーバーダビング、第3弾ですが、またそれがいい。
ちなみにオアシスが再結成されるらしい、彼らも仲直りしたのだとか。どんなアルバムが出るのでしょうか?出ないのでしょうか?