ソニーのTC-K333ESXメンテナンス品を〇オク値引きキャンペーンを使い、18000円で落札しました。

相場よりもかなり安いです。またなぜカセットデッキかと言いますと聞いて下さい。

高校生の時にバイトで稼いだお金でTEAC R-616Xを買ったと言うお話は前回記事にしましたが、当時オーディオ好きでジャズ好き、パソコン好き、〇ニャンコ好きな友人がソニーのカセットデッキを買った。その友人の家に遊びに行きました。

友人が買った正確な機種は覚えていませんが、モニター切り替えのスイッチと年代から、ソニーのTC-K333ESXか555ESXもしくは、ESRだったと思いました。

自分は当時、ドルビーHXPROやサーチ機能もないシンプルなこのカセットデッキを見て、なんでこれを買ったのか解りませんでした。まだ自分の方が子供だったのです。しかし、時がたち今ここに同じ様な機種がそろっている。このソニーのカセットデッキの良さが解りました。

カタログスペックで注目すべき点は、キャプスタンBSLモータによるダイレクトドライブ、クオーツロック、クローズドループデュアルキャプスタン。

ワウ・フラッター (EIAJ)

 ±0.04%Wpeak 

0.025%WRM


今は、音楽用のまともな音の良いテープは売っていませんので、当時のテープの中古品未使用か使用済みを使うしか方法がないのです。

未使用は高くて、使用済みはテープが劣化しています。カセットデッキは物にもよりますが、シングルキャプスタン(軸受けが一組)やオートリバース機は、ワウフラッター値が高いので、いわゆる音が安定しません。かすかに、音が濁っています。

未使用や46分テープ等薄くないテープならそこそこ音がいいですが、同じテープでも長さによってテープの厚さが違うので90分以上のテープは伸びてしまっています。

そこで、古いテープでもそこそこ安定性のあるSONYのこれを買ってしまったのでした。