私は頷いて高木くんの宿舎に行った。

 

大部屋だと思っていた宿舎だったけれど、それぞれ2人部屋のホテルだったらしく・・・。

人数が奇数だったので、高木くんは周りの配慮もあって?1人部屋になったらしい。

 

高木くんはベッドに座っていた。

私はどこに座ったらいいかわからず椅子へ。

 

買ってきたジュースやおやつを食べながら話していたけれど、話の内容なんて全く覚えていない。

これから起こるであろう出来事に混乱し、頭の中はパニックだった。

 

でも・・・初めては彼と決めていた。

 

それまでも私の初めては全て彼だった。

 

人を好きになった嬉しく苦しい気持ちも

ふられた時の悲しい気持ちも

手を繋いだのもキスをしたのも全部彼。

 

「こっちに来て」

 

彼が私を呼んだ。