半分読んでの感想 ランダムウォーカーは嫌いかも… | 『Free to FLY』 〜自由に羽ばたくための長期投資記録〜

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バートン・マルキール先生の『ウォール街のランダムウォーカー』を読んでます。
かなり分厚い本…ようやく半分ぐらい読んでの感想。

世間的にはかなり評価の高い本で、「株式投資の不滅の真理」とサブタイトルになっている通り、株式投資のバイブル的に崇拝されている本ですが…正直言って私、このマルキール先生って方嫌いです。


チャートと睨めっこして株価を予想しても、明日の株価が上がるか下がるかはコイントスの表裏をあてるようなものと変わらない。
企業のファンダメンタル分析して将来収益を予想しても、未来は他の要因で思わぬ方向に進んだりするから当てにならない。まして企業の中には不正決算をする輩までいるし。
…と確かに、この本に書かれている個々の事柄については、あー確かになぁと納得させられたりすることはあります。

じゃぁ何が嫌いかというと、この分厚い本の前半は延々と他の人のダメ出しなんですよ。
あれもダメ、これもダメ、そいつもダメ。延々と前半の数百ページにもわたり、ダメ出しばかり読んでると、この人ネチッこくて嫌いって思えてくるわけ。数学者・経済学者としてはものすごい頭がいいのかもしれませんが、でもバスケットのシュートが連続して入るかどうかは、統計的には…みないな話が出てくると、「うわぁ~この人面倒くさっ」てかんじになってくる。あーいえばこーいう屁理屈タイプなんでしょうかね…


この手の人が会社の上司いると最悪だわ。「こういうことを考えたのですが、どうですか?進めてもいいですか?」と持って行ったとして、「あーだ、こーだとダメだしくらって、結局オレの言う通りにしろ!」なーんて言われた日には頭の血が破裂するね。色々と改善にトライしてみてもいいじゃねーか。失敗して結果的にはアンタの言う通りだったというオチになったとしてもさ。

って、あくまで分厚い本の半分を読んでの感想です。残り半分をよんだら180°考えを変えているかもしれません。



自由を目指して!ボチボチと頑張ります。
波波乗り翼グッド!