---2026年9月12日(日)---
「有罪率99.9%」は、先進国の中では異常なまでの高率です。
以前は、検察の優秀さを示す数字であるかのように言われてきましたが、本来なら無罪となるべき事件や、そもそも無実の人たちが、かなりの数、有罪になっていることが指摘されています。
警察、検察、裁判所に対する国民の信頼度は高いと思いますから、皆さんは、「まさか、何もやっていない自分が犯罪者にされるはずはない」と信じているでしょう。
私も、かつてはそうでした。それだけに、検察の強引な取調べ、身に覚えのない罪でも、否認を続けると長期間にわたり拘置所に閉じ込められる「人質司法」、証拠開示になかなか応じようとしない検察の姿勢、あってはならない証拠の改竄という事実に、愕然とさせられたのです。
(講談社現代新書「はじめに」より:講談社サイトより)
郵便不正・厚生労働省元局長事件というのは2010年9月10日に大阪地方裁判所が無罪判決を言い渡した冤罪事件。
無罪判決の後、担当検察官が証拠を改ざんしていた事実が明らかになり、主任検察官であった大阪地方検察庁特別捜査部検事が証拠隠滅罪で、その上司である特別捜査部部長および副部長が犯人隠避罪で有罪判決を受け、処罰された事件です。
記憶に新しい事件ですね。
その冤罪事件に巻き込まれた当事者・村木厚子さんがどんな風に罪人にされてきたか、を書いた本です。
今年(2026年)3月、日本経済新聞の私の履歴書でご自分の事を書かれています。
凜のパパに薦められて新聞記事を読んでいるので、この本にも興味を持ちました。
背筋がぞっとするような事実がありありと書かれています。
無罪を勝ち取ることの難しさ、、、。何もしてないのに・・・。
村木さんはその後、刑事手続に関する研究会にかかわりました。
村木厚子さんが冤罪事件で社会的に大きく関わったのは 2009年~2010年ごろから、 周防正行監督が司法制度改革に強く関わり始めたのは 2007年(映画公開)以降です。
周防正行監督の『それでもボクはやってない』は未見ですので、見てみたいと思っています。







