こんにちは。
身体技法研究家の甲野善紀先生の講習を受けに行ってきました。
あいかわらず
インスピレーションが
たっぷりです。
色々なお話を伺う中で、最近、感じていた疑問とつながる話がありました。
子どもにパソコンのキーボードのブラインドタッチを教えようとした時のこと。
手元を見ないでキーボードを打つ練習ですが、どうしてもキーボードを、指を、見てしまうんですね。
その方が確実だと。
それなのに、なぜか文章のどこかがおかしくなっています。
例えば「おはようごじあます」とか。
子どもの心理としては、
「それでも、キーボードを見て打った方がはやいし、間違えない!
画面を見ながらブラインドタッチすると、違ったキーを叩いてしまうので、イライラする」
ということなんですよね。
「漢字変換の時だけ、画面を見ればいい」とも言っていました。
確かにその通りな面もありますが、なんだか違和感があったんですよね〜。
ただ、この世に絶対はないし、自分でやってみて答えを出していくことも大切なので、しばらく見守ることにしたのですが。
やっぱり、どうも、もやっていて。
それが、甲野先生の講習会で、
あるスポーツについて
手元を見るのではなく、
向かうところを見る
向かうところを見ていれば
手元は自然に調整されるものだ
という話を聞き、
クリアになったんですよ!
あ、違和感の正体はこれだったんだと。
手元を見ていたら
確かに間違えなさそうだけど
「そこ」から出られない。
でも「画面」を見ていたら
手元はそのうちいい感じに調整される。
最初は思い通りにならなくても
画面を見ている方が
無意識の世界にアプローチできる。
それを子どもに伝えたかったんですよね。
そして、
潜在意識を扱う専門家としても
コーチとしても
改めて思ったんです。
手元(現在の状況)を見るんじゃなく
結果(未来になっている状態)を見る
すると、手元(現在)が調整されてくる。
そういうものです。
だから、今、うまくできていないことがあっても、大丈夫。
向かう先を見ていれば、やがて調整されていきます。
私たちが持つ無意識の力、私たちを支える力は大きいので。
今回は以上です。
何かあなたのインスピレーションになっていたら幸いです。
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