尊敬していた人や
憧れていた人や
メンターが
なんだか「普通の人」っぽく見えたことはありますか?
エネルギッシュだったのに
なんか平凡になってるなとか
尖っていたところが
なんか丸くなってしまったなとか
攻める姿勢から学んでいたのに
最近、守ってるなとか
幻滅まではいかないけど
物足りなさとか
寂しさを感じるとか。
実は、そんな時こそ、最も学ぶものがそこに隠れているかもしれません。
ただ、自分に見えていないだけで。
例えば、
・運の波が下がっている時の過ごし方
・停滞期のブレイクスルーの仕方
かもしれません。
もしくは、その方が停滞して見えるのは「とっくに次のステージにいる」からかもしれません。
ただ、自分には見えないというだけで。
昔、とってもあこがれていた女性がいたんです。
外見も美して、品があって、明るくて、人気もあって。
彼女はまさに「女神」のようでした。
なのに、ある時期から人前に出てこなくなりました。
田舎にひっこんで農業を始めたという噂を聞きました。
久しぶりに会った時は「女神」は「おばさん」になっていました。
彼女が語る田舎暮らしの話は、当時の私にはなにひとつ響かず、私はただただ、「才気あふれる方なのに、もったいない」と思っていました。
でも、ずっと後で気づいたんです。
彼女は一度きりの人生を謳歌し、次のステージに行っていたんだなと。
ひとつのことをやり切って、そこにあった栄光をさらっと手放して、より心が惹かれる方に進んで行ったんだなと。
それに気づいたのは、田舎に引っ込んだ後、彼女が一度だけ、とあるパーティーに来た時のことでした。
「あ、やっぱりこのひと綺麗だな」と思うような、艶やかで美しい姿でした。
「お帰りなさい! やはりこういう世界がお似合いです!」
色々な人にそう声をかけられていましたが、彼女は「戻って来た」わけじゃなかったんです。
だって、クラッチバッグの代わりに麻の巾着を持っていました。
その中に、少し土の残った玉ねぎがゴロゴロ入っていたんですよ。
マナー的にどうかというのはわかりませんが、私はただ思いました。
パンクや……!
一貫して、この人パンクなんや……!
「それ、かっこいいですね」と声をかけたら、「美味しいよ」ひとつくれました!
そして、農業を通じて「宇宙の真理」みたいなものに触れたという話をしてくれたんです。
これが、ものすごく面白かった!
もっとはやい時から「彼女が何を見ているのか」に意識を向けとけばよかったーーー!って思いました。
あなたが尊敬する誰かが霞んで見えたら、その時こそ、次元を超えた新しい学びを得るチャンスかもしれません。
また、あなたが周りの人の反応が気になって、次のステージに進めない状況にあるならば、それでも思い切って進んで欲しいと思います。
望む人生を生きることは、必ず誰かに力を与えます。
その時すぐじゃなくても、時間が経って届くこともあります。
個性は他の人にとってこそ、宝!
Be YOU!
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