ある画家のアート展に行ってきました。
いやぁ、すばらしかったです。
昔からの作品だけでなく、新作も拝見できました。
アーティストとして
表現したいことが
変わっていくのは
当たり前で
描かれた絵の向こう側に
画家の宇宙を感じるのも
とにかく楽しかったです。
しかし、
営業の猛攻撃は残念でした。
私のわがままですけどね。
これは個展ではなく
作品を売る業者さんの
販売の場だと思っていたら
別にふつーーーーのことだったのです。
ただ、うとくて
作品展だと思っていた
ワタクシの心の
受け止め方の話ですね。
入場料なくて
「え?」と
思ったあの時に
気づくべきであった。
彼らに非はない。
でも、言わせてくれぃ。
「買って欲しい」が伝わりすぎやのよん。
絵を楽しむ時間に
違うものがまざって
「絶対、我が家にお迎えしたい」
という気持ちが
高まり切らなかった。
もう少し、浸らせて欲しかった……。
「今日ならこれだけ値引き可能」も余計やのん。
先生の作品は「お得に買える」という理由で手にしたいものではないんやぁぁぁ。
そこで思い出したのはKさん。
高級車のセールスマン時代、
同じ車を扱う別の店より
あえて「高く」販売し、
お客さまも
それを知った上で
Kさんから購入。
退社するまでずーっと、売上ナンバーワンだったそうです。
「車を愛していればこそ、安いを理由に手に入れたくはないんだよね」
と話していたKさんもまた、車を愛しているのが伝わってました。
と、ちょっと
展覧会の営業の方を
ディスっちゃいましたが
太陽の移動共に、
絵の世界の時間も
移り変わっていく
プレゼンテーション、
素晴らしかったです。
思い出すだけで
元気が出ます。
先生の作品を
手に入れられる
そんな人間に
成長して
またうかがいます。