夜、寝ている間に見ている夢が、けっこうカラフルです。
香りがしたり、触覚があったり、五感もけっこう鮮明です。
とても美しいなと感じる場面や
充電されると感じる場所や
見ているだけで癒される存在や
目覚めた後に「それ」を再現したくなる夢も、わりと多いんです。
以前はゆっくり水彩画を描いたり、マニピュレーターさん&アーティストさんと組んだりして、創作していました。
最近はAIが強力な味方です。
なにせ、いつでもどこでも 「ええで! 描いたろ!」とやってくれる。
※ 実際には無言です。
指示の仕方が工夫のしどころで、なかなか思い描くものが仕上がりませんが、それもまた楽しくて。
すると、絵画を長くしっかり学び、自分自身で描いている友人に言われました。
「それ、偽物やん。芸術とはいわん」
それを聞いた時、コンタクトレンズの「ディファイン」が登場した時のことを思い出しました。
黒目が大きく見えるやつね!
私は「きれい」「かわいい」と異性にほめられることがほとんどない人生ですが(卑屈ではなく、事実)、「黒目が大きいところが好き」「目が好き」と言われることはけっこうありました。
だから、その黒目が……なんていうのでしょう、よりどころ?! 強み?! として、大事だったんですよー!
なのに、ディファインが登場!!!
この存在になんとな〜く、嫌な感じを覚えたのです。
(今振り返ると、なんともかわいい発想。「そんなの、すぐにどうでもよくなるのよ〜」と抱きしめたい気持ちになります)
ということで、彼もテクノロジーに「持っている何か」を脅かされるような……そんな気持ちになっているのかなと、勝手に推測していました。(違う可能性も十分ありますね)
その時は、彼にシンパシーを覚え、思わずこう言っていました。
「自分の足では厳しいから、新幹線に乗る。絵もそういう感じなんだよね」
「俺も、新幹線も飛行機も乗るわ」
彼はそう言って、スタバのソイラテをご馳走してくれました。チョコチップのクッキーも一緒に。
なりたいものになれる。
創りたいものが創れる。
それが自分の幸せになれば十分。
それが他の存在の喜びになれば、すごいことだな。
テクノロジーにも
それを生み出し
動かす人にも
生活する場所があることにも
感謝の気持ちが湧き上がった時間でした。