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コーチとして、ヒーラーとして
自分には価値がない気がする……。
というご相談を受けることがあります。
そこで私がお聞きするのは
「どんな方をお客様として受け入れていますか?」
というのも、
自分はダメなんじゃないか……
と感じるほとんどのケースは
間違ったお客様を受け入れているからです。
そうすると、
喜んでもらえることが少なく
その結果、
コーチ/ヒーラーとしての
自己価値は下がることが
ほとんどだからです。
けれども価値も「幻想」です。
価値があるというのも
価値がないというのも
ひとつの「幻想」。
思い込みが折り重なって生まれた
ひとつの解釈にしか過ぎません。
架空のたとえ話をひとつしてみようと思います。
登場人物は、ふたりです。
・ビジネスコンサルタント
・クライアント
誤解のないように先に
どちらが良いお客様か
……という話ではないことを
お伝えしておきますね。
<パラレルワールド1>
「●●をやっていきましょう!」
「え、それは無理ですよ。他にないですか?」
「(う〜ん、●●がベストなんだけどな。そんなに嫌なら……)では、◆◆はどうでしょう?」
「◆◆は、前にやってダメだったんですよね〜」
「どんなやり方でやったんですか?」
「こうでああで……」
「なるほど。それでしたら、こういう風にやってみませんか? 時間も生まれるし、お薦めです」
「そうなんですか?? ……でも、前やってダメだったので、やり方を変えてもできる気がしません。色々、自信が持てないんです」
(この方はまず、メンタルを変えた方がいいな)
「それでしたら、本来の能力を自然に発揮できるよう、良いコーチを知っているのでご紹介しましょうか」
「あ、コーチとかはいいんです。すぐに売上が上がる簡単で、やる気のない私でもやれる方法を教えて下さい」
「すぐに効果がが出るものって、すぐに使えなくなるってことでもあるんですよ。
スピーディーに動ける状態ではないなら、本質的な力をつけるのが一番です。
最初にお伝えした●●をやってみませんか?」
「うーん……。すぐに売上が上がる、ノンビリ屋の私ができる方法を知りたいんです」
「うーん……(どうしよう。力になってあげられないよう)」
<パラレルワールド2>
「●●をやっていきましょう!」
「はい! 早速やりますね!」
「具体的にどうしていくか、行動に落とし込めそうですか?」
「あ、そこ、考えてなかったです」
「じゃ、今、思いつくことをいくつか、適当でもいいので挙げてもらえますか?」
「んー、これと、これとこれ?」
「あ、それでしたら、こうやりましょう。あとの2つはそれでOKです」
「ちなみに、続けられるかなっていう疑問も湧いているんですが……」
「どのあたりがハードルに感じますか?」
「自分には無理だなって気持ちが、ちょこちょことね」
「だったら、コーチをご紹介しましょうか?
私は作戦を考える係ですが、コーチは作戦を実行できるメンタルやマインドを整えるプロですよ」
「わあ、予算にもよりますが、そういう方がいらしたら心強いですね! 今日もありがとうございます! またつまづいたら連絡しますね!」
「つまづく前に連絡して下さい」
「あはは、そうですね。では遠慮なく!」
このパラレルワールド、どちらが良いお客さんか、という話ではありません。
どちらが相性がいいか、という話です。
パラレルワールド1タイプのお客様は
一見、大変そうに見えますが、
このタイプの方にこそ、
能力を発揮できる
ビジネスコンサル、
ヒーラー/コーチもいます。
ポイントは「あなたには、どんなお客さまが合っているか」ということです。
言い換えるなら、
「あなたはどんな方の力になれるのか」を知っておくということです。
ヒーラー/コーチとして
自己価値を感じられなくなった時は
間違った方にサービスを提供していることがほとんどです。
お餅を売っているのに
別のものを求められ、
必死に応えようとしていませんか?
それだと、お相手の方に満足してもらえません。
そして、自分は「価値がない」と思ってしまいます。
同じヒーラー、コーチでも、
強みは違います。
あなたが差し出すものに
価値を感じてくれる。
そういう方に向けて
サービスをお届けすると
お互いにハッピーだと思います。
これは、起業当時に悩んでいた
過去の私へ向けて発信です。
今回はこんなお話でした。
何かあなたのお役に立てていたら
私は嬉しいです。^^
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