今回は
問題は解決しなくてもいい、
……ということについて書こうと思います。
問題って、つい解決したくなる。
それが私たちではないでしょうか。
問題は解決するもの。
そういう感覚が無意識に
インストールされています。
生きていると
何かしらの問題って出てきませんか?
それを解決することで、
結果を得ていくということを
周りを見たり
自分自身で経験したりして
知っていくわけです。
例えば仕事をしていて
何か問題が発生することもありますよね。
それをチームワークで
なんとかしていく。
解決策を探していく。
色々やっていくことで
いい結果が生まれてくる。
問題解決だ!やったー!よかったー!
こんな感じの経験を重ねることで
問題は解決するものだ
……という感覚みたいなものが
無意識に入るんですよね。
自然に。
なので、私たちの多くは
問題に出会うと
解決しようとしたり
解決しなければと思ったり
そんな自動反応が生まれます。
けれど、問題は解決しようとしなくていい。
認知心理学、脳科学などを
勉強するうちにそういうふうに
思うようになりました。
なぜか。
私たちはそもそも
視野が狭くできているんですよね。
一度にたくさんのものを
意識に上げることができません。
特に問題を抱えている時は
必ず視野が狭くなっています。
人それぞれ差はありますが
みんなそれぞれ
「自分の視野」の中で問題を感じているんです。
これは私自身もそうですし
多くのクライアント様を見ても
そう感じます。
客観的に見ると
ご本人にとって「問題なこと」も
実際には大したことではない
そういうことが多々あります。
本人は視野が狭くなっているので
出口があちこちにあるのが
見えなくなっているだけで
違う視点・観点からは
ドアがあちこちに開いているのが
よーく見えていて
問題にさえ、ならない。
そんなこともよくあります。
わかりやすい例はよくある
「メガネ」でしょう。
メガネがないーー!!
どうしよーう!
新調したばかりなのにぃぃぃ!
どうしようどうしよう?!
頭の上に乗ってますが?
……ってコントみたいだけど
メガネーズと
メガネーズのそばにいる方
一度くらい、経験していません?
なので、問題を抱えて
「ひいいいい」となっている時
その視野のまま解決しようとすると
「解決できない!」
「出口がない!」
こんな状況に陥りやすいんです。
なので、問題からいったん、離れます。
解決しようとするのではなく、
観点を上げて
視野を広くするために
違うことをするんですよ。
そんなわけで
ご相談ごとをいただいたら
相手の方の状況にもよりますが
私は「全然関係ない話」を返すことがよくあります。
うちのスタッフちゃんは
「どうして、違う話になるんですか?!」
と、たまに嘆きますが
「メガネは頭の上だよ」と
伝えても、気づけない時だって
人間あるのですよ。(私も)
だから
「洋服でも見に行こうよ!」
って、誘うわけです。
「あ、これかわいー」
コーディネートを
楽しんでいるうちに
鏡の前でハッと気づくんです。
「メガネ、頭の上じゃん!」
悩む時間も少なくなるし
楽しい時間は増えるし
私としてはこちらの方が好みです。
ハイアーフィールド・エネルギーワークスも、そういう方向で作っています♪
今回はこんなお話でした。
あなたのインスピレーションの
きっかけになっていたら幸いです。
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