一度諦めたEさん


お宅にお邪魔した時は、


書店の一角と思えるような蔵書


に、目を奪われました。


ここに、Eさんの知識の根源がある!


と思うと、ゾクゾクするような。



そんなEさんが、珈琲を淹れてくれ、


この時、水分量を間違えたEさんは


なみなみになった珈琲カップを


恐る恐るワタクシの前に、


運んできました。可愛かったな。


その後は、辞書マニアのEさんの


語り。


こんな風に、Eさんの横で、


今度は、ワタクシが珈琲を入れながら


…なんていうのも悪くないな


といいますか、理想!と思いました。



Eさんが、好意を持っていてくれる


ことはわかりました。


1年ほど前、元々知人を介して、連絡先を


聞いてきたのが、Eさんだったので、



でも、ほしかったのは、きっと


彼女だったんですね。