「運用設計の仕事にかかわることになった。正直、よくわからない分野だ。現状でいっぱいいっぱいなのに。気が重い…」


「アホみたいな量の手作業ルーチンワークを、スクリプト一発処理化する企画について上の人から出た意見です。マジかよ、と思ったもので」

「ITは顧客のためのものである。SEのためのものではない」
「ITを使えば顧客の生活は便利になり豊かになり幸福が訪れる」
「SE自身がITの恩恵をあずかれるかどうかはまた別の話である」
「一理なくもなくはなくなくないかもしれないですが、日常的に触れ合って思考と身体に浸透している技術でないとプロとして提供できないと思うんですよ。知識だけ豊富な調理人がつくった料理なんて金がとれるものじゃないでしょう」

「あとべつにITでSEが幸せになってもいいと思うんですよね」

「何か発言しようと思った矢先にブッチ切れたメンバーがギャンギャン噛み付きはじめたので機を逃してしまった。30過ぎの大人たちが声を荒げて怒鳴りあうのを見るのって辛いですね。会議で怒鳴るのってドラマの中だけにしてほしいものです」

「顧客はプロジェクトの予算を減らしたい」
「PMは顧客にプロジェクトの品質をアピールしたい」
「PMはメンバーは各々の担当分野のみ処理していればよいと考えている」
「PMの知らぬところでメンバー同士で情報連携していてほしくはない」
「メンバーは日常の作業の多くが無駄であり、他のメンバーと重複していると感じている」
「メンバー間の横の連携がまったくないため申請や予定の衝突が頻繁に発生している」
「PMはそれを非常に叱責する」
「メンバーは半分に減った」
「PMはプロジェクトの品質を維持したい」
「残りのメンバーの負荷は増えた」
「PMは荒れ狂った」
「メンバーはさらに半分になった」
「PMは荒れ狂った」
「隣席のメンバーがなにをしているのかよくわからない」
「ミスが頻発する」
「PMはそれを非常に叱責する」
「メンバーがひとり退職した」
「残りのメンバーの負荷は増えた」
「PMは荒れ狂った」
「PMは荒れ狂った」
「PMは荒れ狂った」
「残っているのは5人でまだ減る予定」

「暑い一日でした。『Raw Therapee』というフリーのRaw現像ソフトを試してみました。これは……高機能すぎる。素晴らしいソフトです」

「ステマじゃないです」
豆腐メンタルの冒険
豆腐メンタルの冒険
豆腐メンタルの冒険

「これは一昨年の話になる。ある時とつぜん医者にいくのをやめた話。この話は役にたたない。信頼できる医者にかかっている人はちゃんとした治療を続けるべきだ」

「当時パキシルをメインにトレドミン、ドグマチールといった抗鬱薬とマイスリーという眠くなる薬が処方されていた。いま考えるとなぜああいう処方だったのかわからない。なぜなら自分からはまったく薬について希望を出していなかったからだ。医者の診察は毎回10分以内で終わった。医者はとても忙しそうだった。そんなに忙しそうなのに時間を割いてもらっていて申し訳ないな、と思っていた」

「薬の分量は増え続けて、最大量まで処方されていた。毎日うんざりするほどの錠剤を飲んでいた。食欲がなく、薬しか飲まない日も多かった」

「症状が非常に悪いときは薬も飲まなかった。一日ぼうっとして寝転がっていた。その日に飲むはずだった薬はダンボール箱に放り込んでいた」

「ある日、そのダンボール箱をのぞいた。3ヶ月ぶんくらいの薬がたまっていた。その時なにを考えたのかよくわからない。べつに死のうだとかそういうことを考えたわけではないはずだ」

「気がついたら見知らぬ場所のベンチに寝ていた。あとで知ったことだが隣県の無人駅だった。以前に来たことはない。二日後の夜だった」

「自分を調べてみるとヒゲはぼうぼうだったが、身なりはちゃんとしており、財布や免許証は持っていた。なぜか内ポケットにはスティーブン・キングの文庫本『最後の抵抗』が入っていた。ベンチに起き上がってしばらく線路を見ていた」

「なにか啓示があったとか、ひらめきがあったとかではなく、ただ奇妙な確信があった」

「このままだと死ぬ。死ななくても廃人になる」

「その日から薬をやめた。医者にいくのもやめた」

「別に薬が悪いものだとか、医者がヤブだったとかそういうことを言いたいわけではない。負傷した野生の動物が本能だけで死にいたる最悪の道筋を避けるように、頭の中の何かが働いたのだと思う。生存本能とか直感とかそういうものだ。脳の中の何かだ」

「その後の離脱症状はまさに地獄の苦しみだったが、それはまた別の話」


「1年間無遅刻無欠勤を達成したので、鬱病にかんしてはほぼ寛解しているのではないかと思う。まだむかしのことを思い出そうとすると苦しいが日常生活に支障をきたすほどではない」

「来年からデータセンターと本社、50箇所くらいの小拠点からなるNWを保守する予定。NW機器はコア部分が200台くらい。アクセス層のスイッチまで含めると3千台くらい。基本的な保守や運用は別会社が担当し、彼らで解決しきれない高度障害の対応や、設計書に更新がかかるような変更対応、拠点の追加のみ担当する。それについて引き受けたときにあらましを聞いていたし、むしろやりがいのある仕事だと思っていた。ただここに来ていろいろと想定外のことが多数」

「来年からひとりきりですと?」

「今年のはじめにはネットワークチームのメンバーとして参加しながら、このNW保守の実務を学んでいるはずだった。しかし現在ネットワークチームに紹介すらされていない。現担当者とは机上でのみ引継ぎを進めている」

「ドキュメントが膨大。設計書なんて2in1両面で印刷してるのにゴリラを殴り殺せそうな重量がある。それは剣というにはあまりにも大きすぎた。大きく、ぶ厚く、重く、そして大雑把 すぎた。それはまさに鉄塊だった」

「ドキュメントはキャビネ一本分ある。キャビネの一段分ではなく一本分」

「これだけ膨大だとPC上で設計書ファイルを開いて読んでいくよりも、でかくて重いバインダーを開いて愚直に紙ドキュメントを読み進めていくほうが早い」

「不明箇所には付箋紙を貼っていく。みるまに付箋紙が減っていく」

「サーバー系の保守担当も継続だとか新システム受け入れの際にはネットワーク担当として設計に参加だとか知らないところで何かおそろしいことが決められている。といか決定事項として連絡されてくる」



「オライリーの『詳説 正規表現』の初版をブックオフで見つけてゲット。200円なり。中古のラノベよりも安かった。昔持ってたけど人に貸したまま行方不明になっていたので、また欲しいなと思っていました。調べたらもう3版まで出ているんですね。最新版はJava、.NET、PHPについても盛り込まれているそうな。時の流れを感じます。知らないうちに世間に取り残されていました」


「6年前に鬱病を発症。約5年間、廃人同然の生活をおくっていましたが、去年あたりからようやく回復して仕事に復帰。働きはじめてようやく1年です。人生リブート記念というか復帰マイルストーン的なことをしたくてブログをはじめました」

「メンタルヘルスとか、仕事のこととか。同じような悩みを抱えている人の助けになればいい。役に立たなくてもいい」