「ちょっと」
口にしてみると
少し、のようにはっきり主張していないのに、
ややきつい響きがする。
呼び止めるときでも、
少し待って、と言うよりも
ちょっと待って、と言うほうが
どこか説得力があるのと同じだ。
ちょっと贅沢、というのは
相当の贅沢と言っているのと同じくらいに
感じるから不思議。
とても贅沢というよりも、
贅沢度は上まわる。
フォントが何気に小さいので
遠慮がちを装っているかもしれないが、
かえってこれが主張に拍車をかける。
夏には、みたことのない贅沢風なものが時々届く。
※家人に
お土産で生きているわたしなので
心から嬉しく思う。
こうして、
いちいち貧乏くさいことを考えながらいただく珈琲は、
美味くないはずがない。
、と思って飲む。
間違っているかもしれないが、豆乳と割って飲む。