もう珠洲を鈴と誤ることのなく煮すぎた餅を箸で掴みぬ
漕戸 もり
〜2024.1.28中日歌壇 島田修三選
新聞歌壇に投稿するのは半年?いやもっとご無沙汰していた。
もう投稿はやめようという思いは、昨年ブログでも吐露した。
それでも。
震災があり、なんとなく心落ち着かない新年の幕開けに、自分勝手に師匠と思っている島田氏へ挨拶がわりに送ってみたのが冒頭の一首。
選ばれたから秀歌だ、という気持ちなど毛頭ない。
掲載は、差し出した歌を読んでいただいた、という、ひたすらな証明なのだ。
証拠写真
結社「心の花」の歌人田中さんから掲載を教えていただいた。
いつもありがとうございます。
雪国とこごゑで云ふと透きとほる心がふたつあればいいのに
漕戸 もり
