とある予約がとりたくて仕事の合間に電話。

 

繋がらない。

 

ツーツーツーか、只今電話が大変かかりにくくなっております,の繰り返し。

(しばらく経ってお掛けなおしください,のアナウンスすらないので掛け直しても欲しくないのだろう)

仕事と仕事の合間や移動中の電車の中でもかけ続けるが、そうこうしているうちに家に着いてしまった。

着替えて片付けや夕飯の支度をしながらも、傍に携帯電話を置いてかけつづける。

電話予約のリミットはのこり3時間。

もうご縁がないと半ば諦めの境地に達したとき、

 

もしもし〇〇〇〇でございます

 

ビンゴ!

 

こういうときの何を言っているのかわからない感じ、久しぶりだなぁとおもいながらふにゃふにゃと要件を済ましたのだった。

夢だったのか?

いやそんなことはない。ちゃんと来年の電子カレンダーに予定を書き足してある。

株取引を何台ものパソコンを駆使してやっている友人のように、パソコンを通して通話回線を独占することもできるはずだ。要するに、世界は知識があればあるほど生きやすいようできているということ。今更だけど。

わたしは知恵も道具もないので、手のひらに収まるくらいの頼りない一台のアンドロイドで、受話器をあげたりおろしたりして、へとへとになってしまった。

とりあえず予約は取れましたけれど。

さて。

何の予約かはまた来年。

時期がきたらここで話すのでどうぞお楽しみに。

 

角砂糖匙にふたつぶ秋の駒  漕戸 もり

 

総蛋白の数値が少なくて、医師に粗食かと問われ言葉に詰まる午後。

そう言われれば最近はお菓子しか食べてなかった。

お菓子と水(笑)

思考に影響しているとおもう。