前菜で登場した初鰹。
別添えに厚くスライスされた生のにんにくを尻目に、
紅葉おろしやら生姜やらライムやらでいただく。
十分旨い。
けれど、
これらににんにくを足したらひっくり返るほど旨い。
にんにくと聞くと、ヤッホーとおもうより先にスケジュールノートを開く。
翌日仕事じゃなければ気持ちはヤッホーのまま。
仕事ならぐっと我慢の子であった。
この日は我慢の子。
もっと言えば、会食の全員我慢の子たちだった。
にんにくよ。
お持ち帰りしたかった。
また逢う日まで!
尖りかたまだ決めかねて初鰹 漕戸 もり
