追記

昨日のブログを読んでみると、

まるで、学びや感動すべては一過性のものだと言っているみたいなので、

誤解のないよう補足しておく。

溜め込まないということは、跡形もなくなるということではない。

例えば、ビタミンCが体に吸収されると肌や髪が艶やかになるような、

そのような状態。

量感はそのままに質感が変わる。

泣きたいほど会いたいひとと次に会って冷静でいられるのは、

平然と「お疲れ様でした」などと言えるのは、

前よりわたしが〈学んだ〉ということだ。

冷静でいられる背景にある心持ちを、誰よりもわたしが知る。

悟られないようにできるということは、

なんだか狡くなったような気がするけれど、以前のままではいられない。

すべては、今日は今日の感動をするために。

 

 

 

 

  もみの木が雪の綿花に温まる   漕戸 もり

 

 

 

 

昼は冬晴れ。

夜は雨予報。

建物のなかは夢模様。

 

※携帯より