夜光杯でひとり酒 | 北京妄想王国

夜光杯でひとり酒

殿は本日不在にしております。

 

 

鬼のいぬ間にナンとやら。

 

酒をかっ喰らおうと準備中でございます。

 

 

なぜかあまり得意ではない赤ワインをカラダが欲しております。

ポリフェノールを摂れ!ということなんでしょうかね。 

 

中国産赤ワイン「長城」をスタンバイ。

 

 

赤ワインならコレを出すしかないでしょう♪

と、食器戸棚の奥から出してきたのは、

 

 

 

夜光杯

 

  

敦煌名産 夜光杯

 

 

先日の敦煌旅行で買ったものです。

 

 

これ、ガラスのように見えますが、材料は石です。

祁連(きれん)山脈から切り出した石を

薄く加工して作ります。

 

緑、黒、黄色の模様はひとつとして同じものが無く、

選ぶときも「どれが一番キレイか~?!」と

殿とスッタモンダしました。

 

 

光に当てると怪しく光るところから

「夜光杯」の名前がついたそうです。

  

 

太陽にかざしてみると・・

 

 

夜光杯

 

 

手の形が透けて見えます。

 


ホンモノは磁石に引っ付く性質があります。 

薄ければ薄いほど上モノ。


実際コレはどうなんでしょう?

散々値切り倒して買ったので、

あまり良いものではないと思われます。

 


 


さて、これからワタクシ、

この杯で赤ワインをいただきます。

 


準備しながら改めて思います。

 

 

黒+緑+赤・・ 

なんて毒々しい色の組み合わせだろう。

「夜光杯」って、考えようによって

なんかちょっと不吉な名前・・。

 

 

陰謀渦巻くローマの宮廷の一室で、

皇帝を暗殺せんと暗躍する一派が

成功を祈り、杯を交わす・・。

 

そんなイメージ・・。

 

映画「タイタス」 の世界です!!!


 

そんなことを思い出していたら

食欲がなくなってくるので、さっさと酒盛り開始。

 

皆様よい週末を~♪♪