ウルムチ(烏魯木斉)の夜
ウルムチ(烏魯木斉)
新彊ウイグル自治区の州都。
思い描くシルクロードのイメージとは異なり
高層ビルの建ち並ぶ近代都市だ。
そのウルムチでの出会い・・。
・・彼 ↓
ニューヨークヤンキースの松井かと思った。
日本語ガイドさん(中国人)です。
あまりの衝撃にツーショットをお願いした。
この世には自分に似ている人が3人いる・・というのであれば、
彼は松井のそれだ!!
顔が同じだと声も似るのか、少し甲高い声までもそっくり。
ただ、全体的に小さいところがちょっと違う・・。
NYの帽子は、日本人のお客さんが
わざわざ日本から送ってくれたそうな。
その気持ち・・わかる・・。
その彼が、新彊最後の夜をガイドしてくれた。
ところで、
ここ中国は、東西に広い国土にもかかわらず
標準時間が北京を基準として一律。
北京から飛行機で西に4時間ほどの場所にある
ウルムチの日没は午後9時過ぎ。
暗くなるのは夜の10時以降!!
夜が長いのである!!!
ワタクシはその日、たぶん高熱による関節痛、
そして声帯をやられて声も出ず、という最悪のコンディション。
それでも気合で街を巡り、飲み、食べた。
殿はヘビースモーカー。
ウイグル料理のレストランは、
イスラム文化になるので、禁酒・禁煙。
なので、ワタクシたちは屋台や、街頭で食べ歩き。
羊肉!
新鮮な羊が市場にゴロゴロと並んでいる。
ちょっとグロい。
名物はシシカカブ!
文化はもう中央アジア!
北京も美味しいと思っていたけれど、それ以上に美味!!
ワタクシが塩焼きで食べれる位。
新彊は雨が降らず乾燥しているので、土壌がアルカリ性。
そこに生える草を食べると、羊特有の臭みが消えると
といわれているらしい。
確かに臭いは全然感じなかった。
こんな羊料理も。名前は失念。
ナンのようなモノの中に羊の団子が入っている。
激ウマでした。
そしてワタクシが一番気に入ったウイグル料理はコレ!!
ポロ
新彊で好んで食べられる米料理。
見た目チャーハンに見えるけれど、
作り方を教えてもらうとピラフだった!
お店や家庭で味が違うようで、
具がニンジンだけという、ちょっとウへ~とおもう店もあったが
基本は羊肉とニンジン。
オススメは、上の写真のような干し葡萄入り。
酢豚にパイナップルがダメ~という人は難しいかな。
新彊の豊かな食文化。
体調万全でもう一度トライしたいメニュー満載でした!!