苦~いお茶 | 北京妄想王国

苦~いお茶

ひょんなことから知り合いになった、

仏人マダムエマ(仮名)

  

黒人の血が混ざった褐色の肌にグラマラスな肢体、

タイトジーンズをかっこよく着こなす、

ハル・ベリーのような美人だ!

 

 

 

そのエマ(仮名)が「大好きだ!」と言っていたお茶。

  
 

苦丁茶 (kudingcha)

 

 

 

聞いたことも飲んだことも無いお茶。

どんなものか気になって、早速お茶屋さんに行ってみた。


 

お店のお姉さん曰く、

  

「とても苦いけれど、体にとてもいいのよ~」

 

 

ほほぅ~。

 

前回に引き続き、またまた説明を受ける。

当然イマイチ効能を聞き取れないので、

紙に書いてもらった。

 

 

眼、ほてり、解毒、コレステロールを下げる、

血圧を下げる、糖尿病、減脂


 

 

これでもかというくらい効能がある。

本当かな~??

ま、味を拝見。

お願いして、試飲をさせてもらう。



「・・・にが~っ!!!!」

 

 



正直ワタクシは、お店の人の言葉を舐めていて、

「苦い」と言っても、濃い緑茶程度だろう・・と思っていた。


が、全然苦さのレベルが違う!

っていうか、お茶の味じゃない!!!

 

 

 

例えるならば、 

 



小さい頃のおままごとで、無理やり飲まされた雑草汁の味

 

もうひとつ例えると・・

 

風邪を引いたとき病院で処方される、抗生物質と一緒に飲む胃薬の味

コレのほうが近いかな。

 

 

 


ただ、飲みなれてくると、後味がほんのり甘い。

甜茶・・とまでは行かないけれど、

最初の口当たりが苦い分、かすかな甘さが心地よい。

 

 

亀ゼリーが好きな人なら、たぶん癖になる味だ。

 

 

 

・・ワタクシは、はまってしまった!!


 

 

50グラム=50元 → 60グラム=50元

と、少々ねぎって購入。

たぶん外人居住区エリアのお茶屋さんだったから

相場よりは高いだろう。


 

 

 




その後、中国人にこのお茶についてたずねたところ、

苦丁茶は体に良いと言われ、特にダイエット効果があるので、

オススメですよ!とのこと。

 

実際中国人も、中年太り、肥満気味、または年配の人は

結構飲んでいたりするらしい。

エマ(仮名)もこのお茶で、あの体を維持しているのかも!


 

 


苦丁茶

 

 

海南島産のお茶、苦丁茶」

 

見た目は初め、小さな緑の乾燥ひじき。

お湯を入れると、鮮やかな緑の葉っぱが

グラスの中で舞い踊り、とてもキレイ。

 


中国に来た際は是非お試しあれ!