インドなお土産
北京でカレーを食べたくなったら、
日本料理屋に行くか、もしくは市販のレトルト。
正直言ってマズイ・・。
自分で作るときは、
現地生産のルーは薄く、薬っぽい味がするので、
帰国時に大量に買い込んだ日本のルーを使う。
カレー粉を調合したくても、
北京では、カレーに使うスパイスが手に入りにくく
お店にあるスパイスは限られている。
(八角や花山椒は安く大量に手に入るのだが・・・。)
ということで、
マレーシアに行ったら絶対スパイスを買って帰る!
と心に決めていた。
他民族国家、マレーシア。
インド人がたくさんいる!!
思ったとおり市場にはスパイス専門店がある!!!
早速スパイス物色だ。
あるある~・・。
見たことが無いスパイスもいっぱいだ。
いろいろありすぎて、
どれがカレーに使うスパイスかよくわからない。
仕方なく、お店のおじさんに
「カレー粉が欲しいんですけど~」
と言うと、
「調合してやる」
とのこと。
おお!
本場の調合か~。
これはお任せしない手は無い!
おじさん曰く、
何のカレーにするかで調合が違う
ということなので、
『鶏肉カレー』
をリクエスト。
慣れた手つきで、いろんなスパイスを
目分量で調合していく。
「辛くしてね!」
とお願いしたら、
「まかしとけ!!」
頼もしいお言葉だ。
で、調合してくれたのは画像手前の
ビニール袋に入っているもの。
10リンギ(310円位)
おじさんは、サービスで袋にニワトリの絵を描いてくれた。
「コレで鶏肉カレーってわかるだろう?」
いい人だ~~~!!
シンプルだけど味のあるニワトリの絵。
かなり嬉しい。
さらにスーパーでたんまりスパイスを買い込んで
北京に持って帰った。
スーツケースはスパイスの香りぷんぷん。
マレーシアの思い出の香りだ。