北京ダックを喰らう
久しぶりの街中散歩で
見かけた光景。
ハトの予防接種
鳥インフルエンザ予防のため
市内のハトに予防接種をする、
とはニュースで聞いていた。
本当にしてたんだ。
でも、ものすごく適当。
屋根の上でハトを捕まえ、
一羽ずつ注射し、空へ放つ。
愚図なハトは何度も捕まるのでは?
と思うのはワタクシだけ?
鳥インフルエンザの恐怖は
わりと身近な事なのだと改めて実感。
先日も中国内で死人が出ていた。
中国人は日本人以上に敏感で、
一般のメニューでも鶏肉を食べようとしない。
しかし、今日、ワタクシ
日本から来た、殿の仕事関係の方との会食で
アヒルを喰らってしまった。
北京名物、北京ダック!
本格的な北京ダックを頂くのは
実はコレがはじめて。
行った先は、
北京で一番有名な北京ダック専門店、
全聚徳
あめ色に燻しあげられた北京ダック。
一羽頼むと、料理人がテープルの傍で
切り分けてくれる。
日本では皮だけ食べる、というイメージがあるが、
北京では全部食べる。
首の回りの肉が、締まっていて
一番おいしいといわれる。
骨は、やさしい味の白濁スープとなって
後半に登場。
博多の老舗水炊き料理店で出てくる
鶏がらスープに似ている。
味噌をつけたダックを、葱やレタスなどと一緒に
クレープのような生地で巻いて食べる。
ウマイ!!
サイドメニューも豊富で、
アヒルの舌のスープ、アヒル肉のシュウマイ、
アヒルの肝臓・心臓・・・。
ゲテモノチャレンジしたい人には
ダック&サソリという気味の悪いメニューもあるぞ。
全聚徳では、食べ終わったら、
「あなたの食べたダックは○○○番目のダックです」
という証明書がもらえる!
本日は、お客人がその証明書を持って帰った。
日本の人口くらいの番号だった。
全聚徳では、累計でそのくらいダックを食べてるんだ~。
先日届いた日本のカード会社からの会報誌に、
日本の全聚徳情報が紹介されていた。
●日本 全聚徳(新宿・銀座)
一匹6,800円。
ダックコース15,000円也。
●北京 全聚徳(市内いろいろ)
一匹220元(サービス料込み)
ランクの低い少し安いダックもアリ
北京にお越しの際は、是非一度ご賞味あれ。