タクシー運転手殺人事件 | 北京妄想王国

タクシー運転手殺人事件



タクシー内

今日乗車したタクシーの後部シートより。


 

運転席と助手席の間にツイタテのようなものが

映っているのがおわかりだろうか。

分かりにくいだろうが、後部シートとの間にも

透明プラスチックでツイタテをしている。


以前はほとんどのタクシーに

このツイタテがあったように記憶しているが

最近はあまり見かけなかった。


北京では

昔から走っていた真っ赤なタクシーが姿を消し、

ツートーンカラーのきれいな車が増えている。

新車なので、乗り心地良し。音響良し。

ワタクシはなるべくそのタクシーを選んで乗っている。


その新しい車種の車にはツイタテをつけるのは

禁止だと聞いたような気がする。


 

なのになぜ?

 


その答えは、最近聞いた事件に関係あるのかもしれない。


 

中国人から聞いた話。

 


最近タクシー運転手を狙った殺人事件が

頻発しているらしい。


3人でタクシーに乗り込み、

後ろと横から、運転手を動けないように押さえつけ、

抵抗できない運転手の首を刃物でザックリ。

車の中にある現金を奪って逃げるのだそうな

 


初乗りが10元。

多少遠くに行ったとしても、

日本の電車賃と変わらない金額。

 

車の中の現金は多くて、数千元だろう。

その金額のために命を奪われてしまう・・・。

タクシー運ちゃんがそんなに危険な仕事とは。 


ツイタテは自衛のために、

自分でつけたのではないだろうか?

 


 

親切な運ちゃんにばかり乗り合わせる今日この頃、

胸が痛くなる話だ。

 


車社会

今年3月 赤い車が旧タクシー