父が今の病院の療養棟に入院して、1ヶ月が経った。
3月15日に入院した日にはペースト状だけど口からは食べられた。
でも食べられたのは5日ほどだった。
また誤嚥性肺炎になって、食事は中止。
前の病院でも食べられなくて、凄く痩せてしまったけど、またみるみる痩せていった父。
もう骨と皮だけになっている。
会えるのは嬉しいけど、父の姿を見るのが辛い。
20日から中心静脈栄養をやり始めてもう1ヶ月近くになった。
点滴の袋には560キロカロリーって書いてたけど。
調べると高齢者でも男性は1850キロカロリーほどは必要なのに、3分の1も無い。
これで良く生きてるなと思う。
最初のうちは少し話せたけど、もう今は話をする体力も無い。
ただ一日中眠っているだけだろうな。
でも会いにいったら私の問いかけにはうなづいてくれる。
父は今、何を考えてるのだろうか?
もう何も考えてないのかな?
でもまだ生きたい!と思っている様な気がする。
最近ネットなどいろいろ見てるけど、
終末期の人は、食べられないから死ぬのではなく、
死ぬために食べられなくなるそうだ。
その通りかもしれない。
口から食べられなくなったら、人間は(動物は)
もう寿命なんやな。
胃ろうなど延命措置はしない方が良いと思う。
隣のベッドのおじいちゃんも中心静脈栄養をしてるみたいで、管を外さないよう手にミトンをはめられてる。
まだ体は凄く動くみたいで、そのミトンを外そうとゴソゴソしたり、大きな声を上げたり…
見てて可哀想…
延命措置、ほんと考えさせられる。
寝たきりで意識もなくて、生かされてるだけは
私は絶対嫌だ!
父の中心静脈栄養も断れば良かった。
(お別れの心の準備期間があるのは良かったけど。)
点滴もせず人は枯れて死んでいくのが一番苦しくなく、安らかだそうだ。