自由の風なにをも考えずに過ごす休日だって そんなに悪くない。自由の風が 一日中部屋に入るよう五月の窓を開けておいた。何気ない外から聞こえる会話窓辺の風にのってレースのカーテンをくすぐるようにクスクス…クスクスと僕の部屋に届くのだ。自由の風よ 初夏の風。僕の腕を掴んで 街へといざなう。何も考えず 縛らない風よ。これまでとこれからを決めず認めない自由の風よ。