玉虫色のデジャブ |    しおじのし

   しおじのし

  ー裏路地の one dropー

厚く化粧をのせた君は
この待合室に入ってきた。
シマウマの鞄を持って。
日の光は音を立てて
鑢をかけたよに鋭く差す。
夕暮れ前に
硝子の玉虫色
君は指をだしてそれをなぞる。今朝もしてた…
その先には何が見えるの?
駅舎に夕陽が落ちる前に
僕はかえろう。
今日のような明日のような夕陽に