先日堺市美原区からご来院いただいた高校生。

 

バスケットをしていると拇趾の付け根が痛くて1か月前に整形外科に行ってレントゲンを撮られて

種子骨に炎症を起こしていると言われ湿布をしているがなかなか痛みが引かないとご相談。

 

種子骨ってあまり聞きなれない言葉だと思いますが

当院には拇趾の付け根が痛いと来られる学生は結構いらっしゃいます。

 

踏み込む動作の時にアーチの崩れや靴の中での足の滑り等が原因で

一点に集中的に荷重がかかり炎症を起こしてしまいます。

横アーチが低下している人、浮指の学生さんなんかに多かったりします。

 

歩行動作、ランニング動作をチェックすると

この患者様も浮指傾向がありましたので

スポーツ用のインソールの素材に横ブレ防止の補強パーツを使用し

インソールを作製させていただきました。

 

作製後走っていただくと拇趾の当たる感じが以前と違うと好感触を得ていただいたようでよかったです。

その後靴の選び方、履き方、足の接地、パワーポジションの説明等を行いました。

1か月後に検査調整をさせていただきます。

痛みが軽減しているとうれしいですね。