インターネットと広告と空と珈琲と -13ページ目

アクティビティ

今月購入した文庫、雑誌、CD。


SENSE/Mr.Children


素晴らしいアルバム。
なかでも、『365日』はミスチル至上最高のバラード。


よつばと! 10 (電撃コミックス)/あずま きよひこ


読了。癒されます。
自分が子供だったころを思い出す。


それでも町は廻っている 8 (ヤングキングコミックス)/石黒 正数


読了。相変わらず、ストーリーの構成がうまい。


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎 夏海


読了。面白かった。150万部売れるのも分かる。
気が向いたら書評書きます。


星を継ぐもの (創元SF文庫)/ジェイムズ・P・ホーガン


読み進め中。
読者投票で1位になったという触れ込みに引かれて手に取ったけれど、
文章が難解で挫折しそう。これから面白くなる予感がするので、もうちょっと頑張る。


風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)/森 絵都


未読。
普通の小説が読みたくなって買った。
直木賞を取った作品らしいので、外れないだろう。


広告&CM年鑑2010 (コマーシャル・フォト・シリーズ)


未読。
最近発想力が落ちているから、
他の事例に刺激をもらって、凝り固まった頭を、ほぐす。


トッププロモーションズ販促会議 2011年 01月号 [雑誌]/


読み進め中。
今回こそは、販促会議賞に応募する、絶対。

きのこの毒で死んだ人たちの屍を越えていくのです

数日前の話になるけれど、
「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載されている、糸井重里のコラムが印象に残った。

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11/27 ほぼ日刊イトイ新聞より

昨日、きのこのことを、ここに書きました。
食べられるきのこなのか、毒のあるきのこなのか、
見分ける方法に、たしかな法則性はない、例外だらけ。
ひたすら「具体的にひとつずつ」判断するしかない。
(中略)
「きのこの毒の有無は試薬などでは調べられず、
ご先祖様たちの貴重な体験のあるものしかわからないんだよ」と。

いまの時代を生きているぼくらは、
実験室で、あるいはコンピューター上で、
かなりのことをまず試すことができるような世界にいます。
でも、現実の歴史からしか学べないことって、
ほんとうにいっぱいあるんですよね。
思えば、きのこの毒のことばかりでなく、
ありとあらゆることが、先人たちの経験のおかげです。

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きのこじゃなくて、たとえば一杯の珈琲に置き換えてみる。

珈琲豆を初めて飲料として、口に含んだ人から歴史は始まり、
美味しい珈琲豆の育成に力を注いだ人がいて、
その豆を、より美味しく飲むために、焙煎技術を研究した人がいて
珈琲を日本に定着させるために尽力した人がいて、
そして、それを生活者まで届けるための、運送や物流の構築に人生を賭した人もいる。

一杯の珈琲にだって、先人たちの経験と知恵が凝縮されてんだ、
って考えると、いやあ、人類の歴史の積み重ねの英知に、くらっとする。

そして、マクロの視点で見た場合、
僕自身の人生も、大概は、誰かが既に歩いて、
舗装された道を歩いていることになるのだろう。

暗中模索・五里霧中なんて言葉を吐いたって、
きっと、その状況ですら誰かが既に通ってきた道、
って考えると、すこし気持ちが楽になるような。

人類の歴史が作り出したフレイムワーク。
もちろん、いつかはそれを自分で創り出せるように。

名前のない感情

本屋に立ち寄ったところ、文芸コーナーに、
銀色夏生のムック本が山積みになって置かれていたので、
ぱらぱらと捲る。
久しぶりに銀色夏生の文章に触れ、やっぱりいいなあと思った。

家に帰ってきて、本棚に仕舞ってあった
彼女の詩集『エイプリル』を手に取って、読み返してみた。

詩集の良いところは、
その時の心持ちによって、詩の浸透度が違う点にある。
同じ詩を読んでも、なんとも感じないときもあるし、
いたく心に染み入ることもある。


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笑ったり泣いたりご苦労様
感情に名前をつけてもしょうがないだろう
愛とか恋とか名づけなければ
それはそれじゃないかもしれない

感情に名前をつけず 言葉にもしないで
ただいれば
そんなのたいがい消えていく

名前をつけるから
大事にして
実態と離れてしまっても 名前だけを抱え込んで
離れてるから違うものになってて
違うから苦しいのに
苦しみながら 名前だけを抱えて
そうあるべきものとして抱えて
そうじゃないことを苦しみながら抱えて
それでこじれていくんじゃないか
なんだかだんだん妙なことに
なっていくんじゃないか

愛とか恋とか悲しみとか裏切りとか
感情に名前をつけるのはやめなよ
名づけなければ
それはそれじゃないかもしれない

銀色夏生『エイプリル』より
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