あなたがすっごく重苦しそうに抱え込んでいる（自分で背負ってる）ように見えるマインドブロックをもし手放せたら、こっちからもっと近付きやすくなるのになぁと思うひとをしばしば見掛けるし、そういう知り合いも沢山居る。

彼女ら彼らは自覚していたりしていなかったりするんだろうけど、傍で見ていて、あるいはカウンター越しに見ていて「もっと楽に生きてく方法もあるかもよ」とつい口出ししたくなる老婆心のような気持ちはよく自分の中から湧き出してくる。（実際に言葉にして伝えることは少ないけれど。）

そこまで思い悩んで然るべきだと言えるようなこと、かもしれないし、実はその思い悩むエネルギーの使い道は他にもっとあるかもしれないし。選択するのは本人だから周りに口を出す言われも当然ない。どうしても仲の良いひとだったら気にはしてしまうけど。

どうにもこれからのことを明るく捉えようとしていても、引っ掛かる過去だったり、どうしても受け入れられない物事については極端に否定的な立場を取ったり距離を置こうとする癖は、自分もかつては強くあった。

それを取り入れること＝保身できなくなる自分のどこかしらの一面に気付いていたからだ。（自分が傷付くだけだろうし、みたいな感覚もあった。）

大体の場合、そこにいっちゃえば成長できるということが多少なりともわかっている現場や世界へ飛び込むのは、とても勇気がいる。

だって「気付いてしまうから」だ。

自分に何が足りなくて、何ができなくて、何が必要か、が。さらには今の足らずな自分に気付くと同時に「でも、あんなのもやってみたい・・。」が意識下で同時進行してしまうから、その理想と現実の「差」にしばらくの間は悩まされるのも無意識下でわかっちゃってるから「怖い」のかもしれないし。

実際に今の自分だってそうで、何年この仕事を続けていても「やったことがないこと」への心理的なハードルはとても高いし怖いなと思う時も少なくはない。何が起きるかわからないからだ。なるべくリスクを回避しようとする自分はいまだにまだまだこびりついている。

ようやく他者に対しての受容という感覚や、認めてあげる、受け入れてあげる、みたいな感覚は最近強く備わってこれたように感じることも増えたけど、まだまだ実の所「自分という他人」としっかり向き合うことに関しては苦手だという他ない。

なるべく、いや、ほとんどの選択に対して、その判断材料がネガティブな感情ありきなものであってはいけないと思っている。「〇〇になりたくないから■■をする」とか「〇〇が嫌だから■■する」とか、とにかく根が自分の拒絶だったり、防御だったりの選択を繰り返していくを続けるってのはどうも前向きな生き方には思えなくて。

よく話の中でも出てくることで「で、どうしたいの？」「どうなりたいの？」の部分が自分含めだけれど、定まり切っていないひとの方が圧倒的に多くて、流れのままに日々を過ごし、不平不満や愚痴を言って、他者の非を突っつくことで「自分が正しいことを言ってる」という集団心理への迎合を良かれとしすぎた過ごし方に「依存」してればいいやとなるわけで。だって安心できるから。みんな一緒に同じこと言う方が。

怒られないように〇〇しなきゃ！　って考えながらビクビク生きて、働いて、休みの日にそのストレスを発散する！みたいな習慣が毎週やってくる生活がダメだとは思わないし、そこに割り切れる思考で向き合えるなら問題はないと思っている。（なんなら尊敬する。）

ただ自分の働いている時間が１日２４時間のうち１２時間前後確実にあるわけで、休みの日もほとんど仕事のこと考えてるのに、その仕事が「楽しい」を含むのか含まないか、どれだけ含んでいるかによる５年後１０年後の自分のメンタルヘルスって、どうなるんだろう・どんな差が生まれるんだろうかとついつい考えてモヤモヤしてしまうわけだ。なるべく楽しい将来を生きるための今の使い方がしたい。

なにかに責任転嫁することが、良いときもあれば、それがかえって言い訳にしか聞こえなくなることだってある。

「だって〇〇なんだから今の自分には〇〇しかできない。」

当然「今」を見ればその通りかもしれないけど。けど！できることが何ひとつないって訳でも無くね！？そこもう蓋すぐしちゃっていいの！？っていう。（笑）

最初に書いたように「あのひと、もうちょっと頭ゆるくなったらいいのにな、関わりやすくなるのにな。仲良くできそうなのにな。」って当然ながら「俺！」という人間に対してもつくづく思うからこそｗ、他人に対してもそう感じるひとが増えてきて、、ホントにみんな、わざわざ自分の毎日の心を縛り付けてないのかなぁって。

楽に生きる方法っつっても、別に楽観的な思考で居たらいいよという訳じゃなくて、その逆で「否定的な生き方」とか「ネガありきな判断」をちょっとずつでも減らしていったり、バランスよく「まぁそれもそれでいいじゃん」とほぐれたアタマで物事を解釈できるようになろうとする、みたいな感じが適切な表現だと思ってて。

だから、頑張って〇〇する！みたいな自分の変え方はしなくていいと思うし、強いるのではなく、すすんでそうなろうと思える自分になるタイミングがきたら、そうすればいいというだけの話で。押し付ける気はさらさらない。し、だから友達でもお客さんでもそれを「こうしたら？」とまで言うこともあまりない。聴く耳を持ってくれてるかもなと思う相手には逆にトコトン言っちゃうけど（笑）

今の状態に対する満足度を高めていくことも当然必要で、大事なことなんだけど、だからってそれが自分の全てでもないし、それを意識するがあまり身動きを自分でわざわざ取れなくするようなことがないよう、縛りを設けすぎないよう、バランスを考えた中での「楽しい」とか「幸せだ」とか感じることに集中して、どうしたらそうなるかを否定的な意識ではなく、感謝を添えて選択していけばいい。

ひとのマインドブロックが露骨に見えるようなひとには正直「わざわざは近付かない」を選択してしまうし「そう思ってるんなら、俺は知～らな～い！！で片づけてしまうことが増えてきてしまったけど、もうそれはその相手に過干渉になったところで自分が疲弊してしまっては意味がないし、お互いの幸せがあればそれでいいじゃんという距離の置き方。ダメだと言いたいのではないし否定もしない。護り合えるひとを護ればいい。

やっぱり他人は他人だし、お客さんはお客さんだしで。その割り切りを「超えてくるひと」だと自分が感じるなら、それ以上になにか役に立てないか、力を貸せないか、一緒になにか出来ないか、作れないか、未来を共にできないかと、ポジティブな想像がどんどん湧いてくるわけだから、できるだけそういう人への注力する気持ち・感謝をなにかで還させてもらう気持ちの「割合」を高めていける方がもっと面白い未来に近付くのも目に見えているわけだしで。

これからの自分が何十年と続けたい・したいこと、はそっちだ。仕事でも、私生活であっても。気持ちよく関われない物事人であっても、決して見捨てるのではなく、見限るでもなく、そういうもんだと自分の意識からその時に一旦手放してみるとか距離を保つとかすればいいし、逆に「その先」が見える者同士だとお互いを思えるのであれば、それはしっかり守っていくべきだという感じ。（さっきと同じこと言ってるけどまぁいいか笑）

楽しいひとと、面白く過ごして、将来こういうことやりそうだなーとか、一緒にできそうだなーとか、こういう環境や状況に居るなーみたいなイメージを持てる自分だったり、家族友達恋人仲間先輩後輩なんだっていいけど、そういう身の周りの「誰か」を大事にいてりゃいいんじゃないかな～。

当たり前って　全然当たり前じゃないからね。

今日も空がきれいで、蒸し暑いけど心地よい。

暑いけど暑苦しいけど。笑