「まあ次のチャンスがまたやってくるよ」と思っていたら、そのチャンスが二度と目の前にやってはきませんでした、という状況ってだいたいのひとが生きてきてる中で沢山味わってきてると思う。何歳になったってそんな事いっくらでもあるわけですよ。

でもそれを改めて分解して見てみれば、結局は烏滸がましくも人というものは自分が、「選んでやってる。」みたいな上から目線が潜在的に僅かでも存在してるのかもしれませんよね。

だからさ、もし、これ良いかも・・と思うような出来事ひとつひとつに対して「まぁまた別の機会に～～」　とか　「またご縁がありましたら～～」　ってとりあえずの判断を先送りするという判断を下した場合、結果的にそれが「それでよかった」にも勿論なり得るとも思うし「とりあえずやっときゃよかった」にもなり得るんですよね。そこで生じるのが「後悔」的なもので。なるべく「とりあえず一度飛び込んでみる」は、してきた人生でした。

まぁ「選んでやってる」かどうかは置いといて…そこにアタマがいくと「そもそも自分を選んですらもらえなくなる可能性」（人にせよ仕事にせよ、タイミングにせよです。）だってあるよね、ということにももっと気を付けないといけない気がします。要するに事象の変化を待つのではなく自分が変わるを先んじること。

チャンスを逃した、じゃなくて、自分からチャンスを逃すことを選んだ、という感じになっちゃったら、やっぱり嫌じゃないですか。悔しいだろうし。（自分に。）

よく書いているように「自分の可能性に一番蓋をしているのは自分自身だ」ということがその通りであって、ここまでしかできない！と思っているウチはそこまでの自分だし、まだなんか出来ることないかな！？と追い求め続けてれば、できそうなことが見えてきたり、実際にできることが増えたりしていくのも当然で。

納得した上でそうしているひとであれば、それが正しいし最適な判断だと思います。ただもしそうでなければ、なければです。その選択以外を「面白そうだな」で終わらせる人生ではちょっと勿体ないかもよと。

とか言って　とか言っといてなんなんですけどーー。けどーー。

今まで本当に一貫して言葉にしてきたこと、沢山あるんです。移住してもっと焙煎に集中できる環境を整えたいとか、こういう役目を自分に担わせたいとか、地域おこしに尽力したいとか。そういう目標自体はもちろん今でも明確に持ち続けているし、これからも自分の生きていく道の脇に携えて生きていくことは決めているにせよ、

そこに強く強く焦点を合わせていこうと尽力することですら、もしかしたらそれこそ「今」のこと、頭いっぱいで考えられなくなってない？という気分にも、なってきたんです。この数か月は特に。キャパの使い方とか、振り分け方の話です。

先述したように「自分のこれから」を考える上でしていくであろう沢山の選択に対して、確かに納得して選んで生きてきているという自負があるにせよ、まだまだ不完全な「まだ次があるから」とか「こういうのはタイミングだから」と、ふんわりと逃げてしまっている自分も結果的には居る（居た）よな～って思うことが増えました。今に不満を抱えてはいませんけどね！幸せだし、楽しいです。

違和感を感じるときは絶対に距離を置くべき事柄だっていくらでもあるし、それは自分に正直でありたいという気持ちから絶対ほどそうしてきています。必要なものは必要なタイミングでやってくること・二度目三度目のチャンスもそうなるべきものであれば必ずやってくるという「起こる事」の存在を信じてもいるからです。（実際今までがずっとそうだったから。）

なんかそういう意味でも、最近の自分自身に対してよく感じる「まぁそこまで深く悩んだり考えたりしたところでどうなの？（笑）」という意識の芽生えが、結構「生きやすさ」とか「息のしやすさ」に直結してきているなぁと思うんです。

なんとなく　「筋」　がまっすぐになってきていると。

「ブレ」とか「偏り」が収まりつつあると。

自分が一番自分のこと解ってるから、最近の体調ひとつにせよ「まぁなんかえぇかんじやん」と思うようになったし、去年・一昨年に比べて基本的な身体の調子や元気さの底上げができている気がします。（元々超絶虚弱体質なのでｗ）

判断基準をもうすこしポジティブなことに置き換えていったり、ちょっと過分なまでに自らの生き方を固めようと努力し過ぎた面も、もしかしたら「時の流れに身を（良い意味で）委ねられるかどうか」という点においては足枷になっている・いたのかもしれません。それこそ自分の楽しめる人生に「蓋」をしているとか。

「夢や目標」を沢山設定するということ自体はとても良いことで、そのこまかく設定した目標をひとつひとつ叶えていったり、解決させることから得られる喜びも幸せも無限に存在するのは当然です。その「叶え方」をあまり縛らないように。自分が、自分にです。

あぁなんか、４０歳になって、ちょっとは生き方に修正舵をくわえていくことができたのかも。とか勝手に良いように捉えちゃってますけど。（笑）

でもこういう思考もちゃんと伏線があってのことであり、人や状況の存在が結果的に自分が変わろうとする原動力・きっかけになったという回収作業に過ぎないんです。だからいつものようにそういうものすべてを「感謝」とか「ありがとう」に還す。そして実際に還せる相手や対象があるならば、そこへ実際になにかしらの恩を還すという行為を忘れずにし続けたいと強く思いますし、できることからやっています。

自分ひとりだけの力で、今の自分の思考や言動が成り立ってるとか学べたと思ったら大間違いです。必ず「誰か」とか「なにか」の存在があるから、こういう自分に「してくれた」んですから、ありがとう以外ないでしょ。どんだけ苦手なひとでも大好きなひとでも。そのへんだけは結構な博愛主義なのかもしれません。だって、嫌いなひと、そうそういないから（笑）

いつもの美容室で、同級生の美容師に髪の毛を色々いじって頂きました。その子は自分の４０代デビューだからと自分オリジナルグッズを作る人間です。このチロルチョコも自腹でおこづかいを貯めて作ったらしい。　しかもコーヒーのドリップバッグも作ってほしいとご依頼頂いて快諾。「なんやそれ、最高かよ！」と、手を貸させていただきました。（笑）

「なんかこんなん作ってお客さんに渡したらおもろいやん！？」自然とアタマからそういう思考が出てくる人間だからこそ　自分はこの１０年ぐらい、それこそ何十万円も美容室でお支払いしてきて「やー、マジでこの人に髪切ってもらってよかったわ」と。（笑）

それだけの額をお支払いする価値ある美容師だわなと。（笑）

とまぁ、良い同級生に恵まれてるなと。１９８４年式マジで変な人多いから。（自分という人間も当然そのひとりを担っているわけですが。）８４年式の人間が近くに居たら、好き嫌いはひとによりかなり分かれるとは思いますが、動物園にいるなにかを見ているような気持ちで見守って、扱ってください。だいたい面白い芸とかしだしますので、それに乗っかってください。だいたい面白そうな未来が見えてきますよ知らんけど。

結局は「コイツと仕事したらおもろそうやな！」とか「おもろそうなこと考えてんな！」ってひと様に思ってもらってなんぼでしょ！っていうことを、個人商売してる身としては強く意識してるんですよ。面白くない奴と仕事したくないもん自分だったら。興味を抱くひとがしてる店に行きたいし、面白そうなこと見せてくれる所を応援したいなと思うし。当たり前のことを当たり前にこなすのも大切なんだけど、そこを超える「なんかようわからんけどおもろいこと」をしてるひとほど魅力を感じるもんはないです。

自分はコーヒー屋だけど、だけど、、！の「その先」になにを自分の武器にできるのか・強みとして発信していけるのか。そこを分厚く、彩り豊かにしていくことも「ものづくり・ことづくり」の大きな柱じゃないかなぁと思っています。軽い気持ちでミニバイクレース出てるわけじゃないし「その続き」が見たいのでね！面白い、にはどんどん乗っかって生きていきましょう、自分がつくる面白いに、色んなひとを巻き込んでいきましょう。絶対面白いから。これからが。

今週末は土曜が午後１時からの営業です！

よろしくおねがいしまっす！

コーヒーのこと全然書いてないわ！

通販はこちらから！（とりあえず感すごい笑）

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