ウチの猫はたまに僕の右上を凝視する。

守護霊なのかなんだか知らないが、悪い感じではなさそう。ただ、じーっと見ていることがある。

以前あるお客さんに「猫はみえるからね～」と言われたのを思い出す。

絶賛回復中の鎖骨周辺をもみほぐしてくれる守護霊とかついてたらいいのに。

そんな　ニャンニャンニャンの日（2/22）も過ぎた。

相変わらず満月前に体調が悪くなるので先週からずっとフラフラ。

なんとか今日も仕事から帰り　しばらくぼーっとしている。

時々家に帰ってくるのが毎日21時ぐらいだった開業当初のことを思い出す。

その時ウチの店は9時～20時まで営業していたし　なんなら営業が終わってから

西大和のスタバまで友達と出掛けて　深夜まで駄弁ってばかりいた。

まあよくあんなに元気があったなと思う。（そりゃ28とか29歳だったもんな。）

今との違いがあるから　それができたというのもある。

当時は正直仕事がなかった。　お客さんも殆ど来なかった。

要するに、エネルギーの使い道が見当たらなかったのだ。

今は毎日なかなかの量の豆を半日近く焙煎し続けているし

それなりに来客対応に追われる日も増えたんだから　まぁ

当時の疲れとはまた違う疲れを今は感じてるわけで。

今の方がもちろん楽しいし、充実してる。それは間違いない。

後悔しないための今を生き続けていれば

自由と引き換えに奪われる物事すら　容易く腑に落とせてしまう。

結局は「楽しい」が勝ちなのだ。

直近１０年と８カ月　ずーっとコーヒー屋をしている。

そのために費やしたすべて　何一つ後悔はしていない。

いや、しなくなった。　が正しいか。

絶対に　「できなくなったこと」　「得られなかったチャンス」だって沢山あるんだろうけど

そんなことどうでも良いほどに楽しい面白いが埋める自分の毎日を送れていれば

なにしてようが、働こうが働くまいが、誰かといようがいるまいが関係はない。

「自分の人生を、自分軸で考えて動き続けること。」

シンプルなやり方に行きつくことをきっと誰だって知っていると思う。

何のために生まれてきたのかを考えたり気付くことも大事かもしれないが

そもそも過去や未来に囚われずに今ちゃんと今を楽しめていなければ

いざやってくるチャンスにも反応できないかもしれない。

明日はどっちだ？　そう悩む前に　今どこにいるのかを意識していたい。

そりゃ自分だって　今だに悩む事なんかいくらでもある。

将来の事考えては不安にもなるし　モヤモヤは消えない。

でもそこに心を置き続けようとするといつまでも「引っ掛かり」が消えないから

「あぁ今はこんな自分もまぁそれはそれで」　とある種の諦めを用いてしまった方が

むしろ楽に生きることができるかもしれない。　多くのひとが　力みすぎている。

成り行きに任せきってしまうことを良しとするわけではないけど

自分の感情や体調にまず従順に任せきって受け止めてみること。

思ったまんまの判断や選択もそれはそれで正解だと自分が認めること。

そしてそのアクションをいちいち後悔も歓喜も過度にならないこと。

どうせなら、楽しく笑顔で今日を過ごしたい。

だったら　物事ひとつ捉え方でなんとでもなることは

さっさとなんとでもしてしまうのが得策だ。

あぁ今日も良い１日になりそうだ！　朝、そう嘘でもいいから言葉に出して

寝る前には今日も良い１日だった！　と声に出してみたらいい。

自分はしょっちゅうそういうことを朝晩に声に出している。　思うだけでも良い。

その意識を１日１度２度もつようになってきたらもう勝ったようなもの。

今日もとてもいい１日だった。　そう言い切れる日が増えていくし

些細な事で一喜一憂することも減っていく。自分がそうだったから。

イメトレをスポーツ選手がするように

事態を　現実を　好転させたけりゃ　まずそうなってるイメージからでしょ。

心配や不安にアタマを占拠される必要はない。

そもそも悪い事なんか大して起きてないから。

気の持ちよう。

きのもちようで喜怒哀楽はGood