分かってもらえなくて
悲しい時

分かってもらえれば
まだ一緒に居られる

そんな期待があった。


必ず分かってもらえるに
違いないと

なぜそんなにも
自信があったのか、

恐ろしくもなる。


分かってもらう事を
諦めた

分かる事が出来ない人なのだと
分かった時

なんとも言えない痛みを感じながらも、
楽になったのを覚えている

その時から
やっと前を向けた。

やっと一人で歩き始めた。


残酷だけれど
「この人じゃなきゃ」
なんてのは幻想で、

誰もが一人で生きていける

生きている。


もう、あの人を見ても
甘いく切ない痛みも

憎しみも湧かない。

喪失感さえも湧かなくなった。



ただ、この胸のつかえが消えない。

ずっとずっと
この解消を望んでいる。


この胸のつかえを忘れる為に
今日も私は前だけ見て歩く。

だいぶ早歩きをするんだ。


風が吹くと気持ちが良いんだ。

私の全部も
吹き飛ばしておくれ。