アドレスV100エンジンブロー | 珈琲マニアのひとりごと

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喫茶店にはじまり自家焙煎コーヒーに長年携わってきた珈琲マニアのつぶやき

先日、愛車スズキアドレスV100で大阪市内から北摂への幹線道路、新御堂筋を走行中に最高速がどれくらい出るのかを試してみたところ、「ぬぬわキロ」に若干届かない位でしたがエンジンがノーマルのシリンダーにスペシャルのシリンダーヘッド(1ミリ面研にスキッシュ加工)を組み込んだだけであとは純正キャブレターのボア拡大とセッティング、マフラー交換(ベリアルグランドスラム)といった軽度のカスタムにしては、全くのノーマル状態から20キロほどのアップは上出来だーなんて喜んでいたのもつかの間・・・・


ボボボーとエンジンがストップしてしまいました。


路肩によせてセルを回すとなんとか再始動出来るものの、数百メートル走るとまたエンスト。

幸いにして新御堂筋でも緑地公園の出口近くでのエンジンストップだったのでだましだましなんとか帰宅することができました。


症状から判断して、エンジン焼きつかせしまったかなぁ、と思いつつマフラーを取り外して排気ポートからピストンを覗きこむと案の定焼き付きでした。

キャブレターのセッティングは少し濃い目にしていましたし、最高速チャレンジをしたとはいっても一瞬のこと。
それほどエンジンに負担をかけているとは思えないので、焼き付きの原因がつかめない・・・・。


とりあえずシリンダーを取り外してみると、スペシャル加工したシリンダーへッドにはダメージなし(ホッ!)


ピストンとピストンリングは当然傷だらけで要交換ですがシリンダー内壁は思ったよりも傷が浅くて軽くペーパーで研磨しての再使用も問題無さそう。

これは、先月から奮発して少し良いオイルを使っていたのが良かったようです。
ちなみに、2ストロークオイルはヤマハ純正の「オートルーブ」が信頼出来るので愛用していましたがこのバイクはオイル消費が少なくてコスト的に負担が少ないので、「オートルーブスーパーRS」へとグレードアップしたところでした。👍



そして、気になるのがクランクのベアリングまでダメージが及んでいるのではないかということ。

前回はクランクベアリングまでやられていたために中古のエンジンを探して乗せ変えたのですが、今回は幸いなことにクランクベアリングまではダメージがなくクランクを手で回すとスムースに回転してくれたのでホッとしました。



この時点でとりあえずは必要な部品の手配に入ります。

今回も、いつも純正部品を購入している「ウェビック」さんで見積もりをとり発注しました。

 

1. SUZUKI 品番[ 12110-02G00-0F0 ] ヒ゜ストン 12110-41D01-0F0  ヒ゜ストン定価(税込) ¥2,940 × 1 個 =  \2,940
2. SUZUKI 品番[ 12140-02G00 ] リンク″セツトヒ゜ストン 12140-234A0-000  リンク″セツトヒ゜ストン定価(税込) ¥3,780 × 1 個 =  \3,780
3. SUZUKI 品番[ 12151-35500 ] ヒ゜ンヒ゜ストン定価(税込) ¥483 × 1 個 =  \483
4. SUZUKI 品番[ 12225-02G10 ] ヘ″アリンク″ヒ゜ストンヒ゜ン定価(税込) ¥451 × 1 個 =  \451

※すべてCE13のものです。

ちなみに、ガスケットとピストンピンのクリップはストックがあるのでそれを使用しました。


安価な中国や台湾製の部品も出回っていますがやはり純正部品が安心ですね。😃



今回のエンジン焼き付きの原因ですが、その後衝撃の事実が判明しました。👀

photo:01








なんと、キャブレターをマウントしているボルトが脱落していたではありませんか!!

これでは2次エアを吸い込んでしまって結果的に薄いセッティングとなり、焼き付きにつながってしまったとしても無理はありませんね。😓