コーヒーのブレンド2 | 珈琲マニアのひとりごと

珈琲マニアのひとりごと

喫茶店にはじまり自家焙煎コーヒーに長年携わってきた珈琲マニアのつぶやき

昨日はコーヒーのブレンドというのは美味しくするために

とても有効だということを書いたのですが、今日はブレンド

の方法について。目


どこの産地の豆を何割、そしてそれに組み合わせて相性の

良いのは・・・・・・なんてことは書きません。

豆の種類だけでなく焙煎の度合いまで考えるとそれこそ

無数の組み合わせが生まれます。

悩み始めるとキリがありません。あせる



今日はブレンドの手法・方法について書いてみます。

ひとつは生豆の状態でブレンドしたコーヒーを焙煎

する「プレミックス」

そして、それぞれ単品で焙煎したコーヒーを焼き

あがってからブレンドする「アフターミックス」

の2通りの手法があります。




アフターミックスだと、それぞれ単一のコーヒーを焙煎

するので焼きムラがでにくく、さらにそれぞれのコーヒー

の焙煎度合いを微妙にコントロールすることが可能なので

豆の風味を最大限に引き出しやすいのがメリットです。ドンッ

反面、デメリットとしてはどうしても工程が増えてしまうので

5~6種類の豆を使うブレンドではまとめて焙煎してストック

をしておく必要がありますので、ご注文後に焙煎したてを

お渡しするのが現実的ではなくなります。ダウン



プレミックスのメリットはアフターミックスと逆になります。

大きさや生豆に含まれる水分量がマチマチの数種類のコーヒー

をまとめて焙煎するということは、どうしても焼きムラがでて

しまいやすいのですが、そこがロースターの腕の見せ所メラメラ





先日はプレミックスで焼き上げた「マックスブレンド」が

「ネットで10件以上のお店からコーヒーを購入したが、一番美味しかった!」

とのうれしいお声をいただきましたので大丈夫でしょう



ただ、さすがに他のコーヒーと極端に大きさの違うもの、

たとえば非常に小粒な「モカ」などはプレミックスではうまく

焙煎するのは難しいので、ストレートで焙煎したあとで

ブレンドしています。





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