とても有効だということを書いたのですが、今日はブレンド
の方法について。

どこの産地の豆を何割、そしてそれに組み合わせて相性の
良いのは・・・・・・なんてことは書きません。
豆の種類だけでなく焙煎の度合いまで考えるとそれこそ
無数の組み合わせが生まれます。
悩み始めるとキリがありません。

今日はブレンドの手法・方法について書いてみます。
ひとつは生豆の状態でブレンドしたコーヒーを焙煎
する「プレミックス」
そして、それぞれ単品で焙煎したコーヒーを焼き
あがってからブレンドする「アフターミックス」
の2通りの手法があります。
アフターミックスだと、それぞれ単一のコーヒーを焙煎
するので焼きムラがでにくく、さらにそれぞれのコーヒー
の焙煎度合いを微妙にコントロールすることが可能なので
豆の風味を最大限に引き出しやすいのがメリットです。

反面、デメリットとしてはどうしても工程が増えてしまうので
5~6種類の豆を使うブレンドではまとめて焙煎してストック
をしておく必要がありますので、ご注文後に焙煎したてを
お渡しするのが現実的ではなくなります。

プレミックスのメリットはアフターミックスと逆になります。
大きさや生豆に含まれる水分量がマチマチの数種類のコーヒー
をまとめて焙煎するということは、どうしても焼きムラがでて
しまいやすいのですが、そこがロースターの腕の見せ所

先日はプレミックスで焼き上げた「マックスブレンド」が
「ネットで10件以上のお店からコーヒーを購入したが、一番美味しかった!」
とのうれしいお声をいただきましたので大丈夫でしょう
ただ、さすがに他のコーヒーと極端に大きさの違うもの、
たとえば非常に小粒な「モカ」などはプレミックスではうまく
焙煎するのは難しいので、ストレートで焙煎したあとで
ブレンドしています。

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