酒と散歩の日々                                               

 長らく角打ちを「かどうち」と読んでいた。「かくうち」だったんだ。まだまだ知らないことがたくさんある。

そして、悲しいお知らせ。坂東橋にあった老舗の角打ち「浅見本店」が2月の末で閉店してしまったらしい。プラカップで50円くらいだったマグロの刺身。大好きだったなぁ。

ご高齢による決断だそうだけど、ご苦労様でした。

 

 さて、横須賀は造船業が盛んだったり日産が隆盛を誇ったり(どちらも現在は・・・)、24時間体制で工場をまわしていたためだろうか。朝から酒が呑める店が多い。夜勤明けに一杯って具合だったんだろうね。

 「中央酒場」は現在でも10時開店。今は亡き「もーり」は9時だった。「亀松」はまだ24時間営業をやっているのかな・・・

 

 汐入にある角打ちの「ヒデヨシ商店」も朝10時の開店。この時間に行っても、きちんと数名の先輩たちがいらっしゃる。

もちろんここは生粋の酒屋で、周りにはたくさんの商品も。といいながら、店内のほとんどの空間は立ち呑みのスペース。

 

 で、この店はTVなんかでも取り上げられることが多い。そのわけは・・・

 

 

 入り口の張り紙からしてこうだもの。ここ汐入は、アメリカ海軍の横須賀基地から最も近い街でもある。この日はその姿を見かけなかったものの、当たり前に立ち呑みをしている外国の方がたくさんいる。

 

 

 その人たちがこうやって、自分のサインを入れたお札を店内に貼りまくっている。

 

 

 これは天井。ほとんどは1ドル札かな。かなり古いのも混じっているよね。

何でもこうやっておくと、またここに帰ってこられるという習わしがあるとか聞いたことがある。そんなわけで、アメリカに帰る際に貼っていかれることも多いらしい。

 

 ここはそのネイヴィーズたちがお好みのカラフルなチューハイが名物でもある。グレープにメロン グリーンアップルにパイナップル。コーク割り(の焼酎もあったな)。

が、今回はコンサバにキリンの一番搾り500mlと柿ピー、それから魚肉ソーセージと角打ちの鉄板で。

 

 

 

 柿ピーのような小袋ものは昔懐かしき赤ふたのボトルに入っている。1つ50円だったか30円だったか。

古びたお札を眺めながら、先輩たちと店主のお気楽な会話を聴きながら、500缶を傾ける。

 いいなぁ、時間の流れが緩やかだ。