一緒にいる時は、この上ない
安心感がある。
何かあれば、助けてもらえる。
いつだって手を貸してくれる。
どんなときでも、ちゃんと
見守ってくれているような、
そんな安心感。
だから、何の心配もいらない。
ある意味、一番自分らしくいられる、
そんな場所。
それが、
彼の隣。
「大ちゃんてさ・・・。」
「何?」
僕の何なわけ?
隣を歩きながら、まじまじと
彼の顔を見つめる。
大輔は、ぶしつけな視線に
驚いた顔をした後、苦笑いを浮かべた。
大好きな顔。
好きで好きで、時々
夢に出てきたりもするくらい。
優しい視線も、
時折、自分より子供っぽく見える
その笑い方も。
全部好き。
だけど、
「何なの?」
「は?」
だって、いつだって。
「・・あ、まおこっちに。」
そっと肩に手を添えて、
自分の右側に京介を移動させる。
その途端、
大輔のすぐ側を車が通り過ぎる。
ほら、また。
そうやって、いつも
僕を守るように行動する。
とても自然に。
だから。
「・・・ナイトだ。」
「ないと?」
「騎士のナイト。」
大輔は意味が分からないようで、首を傾けた。
いいんだ、分からなくても。
僕には分かってる。
大ちゃんは、きっと
僕だけのナイトだから。
だから。
「褒美を取らす。」
「へ?」
彼の頬にそっと唇を滑らした。
なんとなく、分かった気がした。
まおが言おうとしてること。
「ナイトね・・。」
正直に言えば、違う。
この行動の発端は、もっと
ずっと貪欲で醜い。
単なる・・・
「・・・独占欲だな。」
「何?大ちゃん?」
誰にも渡すわけにはいかないから。
側にいて見守って、
どこより居心地のいい場所を与える・・・。
そんな、人には言いたくないくらい
激しい独占欲。
誰より、側に置いておきたい人。
「いや、まおが、いつ気がつくかな~と。」
「え?え?何のこと?」
「秘密。」
いずれは、彼も
気づくかもしれないけれど。
今は・・・、そうだな、もうしばらく
お前のナイトでいさせてくれ。
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最近、お2人のネタを
色々教えて頂いておりまして。
この『ナイト』の話があったんです。
大まおファンさんなら
定番かもしれないんですが、
妄想書いてみたので、
載せとこう~。
教えてくださったブロガー様、
いつも色々ありがとうございます!