久しぶりの仕事も慣れてきて、慌ただしくも充実した日々。

45歳までは必死で働こうと頑張ったのは正しい戦略だったと思う。

今はもう無理して頑張ることが体力、時間的に厳しくなってしまった。

今ここでこれをできるのは自分しかいないと頑張ったいくつかの仕事。

息を止めて深く潜るようにも感じた日々。

その頑張りとその時の縁、運やらタイミングがつながって線になりつつある。

相変わらず前に人はいない。だけど後ろにはついてきてくれる若い人が増えた。

その子たちのために頑張って、自身もまた、成長の軌道に戻るという物語を描こうと思う。


そんなことを考えていたら、海外からのお客様を迎えて大きな会議をアレンジすることになった。

メールでは数年前からやり取りする関係だったけど、ホストとしてお目にかかれる日が来るとは思わなかった。

前任者と比べると力量不足に感じてしまうが、他に経験ある適任の人物もいないのでこのまま突っ走るしかなさそうだ。

これからも自分の道を信じて前進あるのみと思う。

どこにたどり着くかはわからない、別れもあるけど新しい仲間もできる。

いくつかの忘れえぬ思い出ができて、仲間とひとときの楽しい夢を見て新しい景色を見ることもできるだろう。

そんなことを考えていたら、不意に外国で冒険した日々を思い出した。

そんな小さな美しい思い出を集めてびんに入れて、心のどこかにしまっておこうと思う。


もう何年も前に地方から出て、よくここまで残れたなという思いがよぎる。

10年前は仕事人生を全うできるか不安だった。だけどもう、ここまで来たら大丈夫だろう。

体に気をつけて、次の人生も考えながら、できる範囲で楽しく充実した日々にしようと思う。