たたらば日和

たたらば日和

いのち宿る珈琲めざして日々邁進。

日々上々
いつだってココロは晴れ模様

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たたらば珈琲、ふじいです。

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2018年を振り返れば、
駆け抜けた
という言葉がぴったりの1年でした。

振り返るヒマもなく

今日という日に
明日という日に

置いていかれないように必死で。


日々をこなすことに慣れないまま
新しいこと、頼まれごと、
何もかもがチャレンジで、

その時々の苦しさ、辛さ、大変さを
痛いくらい感じて
泣きそうになったことも数しれず。

それなのに終わった瞬間、
ただただ楽しかったこと
感動したこと
全てに感謝しかなくて

「やってよかった」

残るのはそんな喜びばかり。

学習機能は
そのポジティブな部分ばかり
強化されているようで

「懲りない」性格と言われることが
褒め言葉に聞こえてきました。



笑われるかもしれませんが

わたし、
まだまだ珈琲が好きになれそうなんです。

こんなに珈琲漬けの日々の中にあって
珈琲にまみれて生きていて

それでも
ニュークロップの生豆の香り、
焙煎したての珈琲の香り、
挽いた瞬間の豆たちの香り、

何ひとつ慣れることはなくて

毎回、新鮮な驚きや楽しみ、
ワクワクする気持ちが
溢れてくるのです。


飽きるほど淹れてきた珈琲だけれど
わたしはまだ毎回
会心の一撃ならぬ、
会心の1杯を目指していて

生意気にも
その1杯が、わたしのベースでありたいと
真剣に思っているのです。



わたしたち、たたらば珈琲のコーヒーは
決して自己満足で終わらない、
と決めています。

それは
お客様に必要とされるコーヒーであること。
愛されるお店であること。

その根底にあるものは
わたしたちの
このまちへの、人への愛です。

茨木が好きです。
大好きなこの場所で珈琲屋さんになれて
本当によかった。

まちも、山も、人も、

珈琲でしか語ることのできない
頑固で不器用なわたしたちを

支え、育ててくれた。

今は
自分にできる精一杯の力で
1歩ずつみんなに近づきたい。



「茨木でいちばんおいしい珈琲屋さん」

そう呼んでいただいたとき
照れてしまって
思わず謙遜したわたしに

周囲にいたお客様たちがいっせいに

「ホンマやで!自信もって!」
と、後押しの言葉をくれました。

たくさんのお客様が
そう言って紹介してくださることで

自分の心に、

大きな責任と
うれしさと

小さな自信の種を
植えることができました。



わたしは小さな人間で
閉じこもりがちで

夢中になると周りが見えず
融通の効かない頑固な性格で

我ながら
あまり生きやすい性格ではなく

それは
これからも変わらないかもしれませんが


素晴らしい仲間に恵まれ
愛してやまないマスターに見守られ

大好きな珈琲をとおして
皆さまに出会うことができました。


本当にありがとうございます。



わたしたちのつくる
「カップ1杯の幸せ」が
どうか皆さまに届きますように。



今年もどうぞ
たたらば珈琲を
よろしくお願いいたします。