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ゆう@子育てパパ


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■JR西日本 富山-上越妙高に11両



 JR西日本は19日、北陸新幹線の富山-上越妙高に、豪雪地域対応の新型ロータリー除雪車11両を導入したと発表した。国内で初めて、線路脇にたまった雪を掘り下げるウイングを持つ。真鍋精志JR西社長は記者会見で「雪で迷惑をお掛けすることがなく、開業できると思う」と述べた。



 豪雪地帯の上、散水用の水を確保できない地域が多いため、高架橋は列車が走る軌道を1メートルかさ上げし、雪をためるスペースを確保している。前面にスノープラウと呼ぶ雪よけを装備した新幹線が走ってスペースに雪を飛ばし、一定程度たまると、掘り下げ機能のあるウイングを持つ除雪車が高架下へ落とす仕組みだ。



 新幹線の除雪車では最高の800馬力で、最高速度は70キロ、除雪中は5キロ。前後に、雪を線路脇にかき出すラッセル用の排雪板と、回転羽で雪をかき込んで高架橋下へ落とすローターリー式の除雪装置を持つ。ウイングは線路より30センチ下まで降ろすことができ、たまった雪を掘り出す。



 富山市の保守基地に2両、黒部市に4両、糸魚川市に4両、予備1両を白山市に配置した。夜から早朝に出動し、積雪60センチまで対応できる。



 このほか、富山-金沢に掘り下げ機能を持たない600馬力の除雪車を12両、始発運行前の早朝に線路上の支障物を調べる確認車を8両、レールの凹凸を滑らかにするレール削正(さくせい)車2両も配備した。





北日本新聞社