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ゆう@子育てパパ


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 フランス領のレユニオンで23日(現地時間)から始まる、世界3大100マイル(約161キロ)トレイルランニングレースの一つ「グランドレイド・レユニオン」に、市民ランナーの田中寿美子さん(61)=富山市上二杉(大沢野)、ランニング指導員=が出場する。山岳地帯を走るため、高低差や気温差が大きく、3大レースの中で最も過酷とされる。田中さんは「挑戦し続けられることがうれしい。完走を目指したい」と意気込んでいる。



 田中さんは、ホノルルマラソンなど数々の大会の年代別部門で入賞してきた。5年前に現役引退を考えたが、指導するランニングクラブのメンバーが一生懸命走る姿に心を動かされ、「今できる精いっぱいの挑戦をしよう」と登山道や林道を走るトレイルランニングを始めた。



 岩場や木の根がむき出しの山道もコースに含まれる同ランニングは、マラソンと走法が異なる。田中さんはプロトレイルランナーの石川弘樹氏らに指導を受けるなど毎週末、山へ入り、足場を考慮してリズムよく走る練習を積んだ。「五感を使って自然と一体になれる。登山とマラソン両方の達成感を味わえる」と魅力を語る。



 レースは、インド洋に浮かぶレユニオン島を南北に約173キロ走る。制限時間は66時間半で、日本人の完走者はこれまで、数えるほどしかいないという。世界中の一流トレイルランナーが集まる大きな大会。田中さんは「不安もあるが、一流ランナーと同じスタートラインに立てる喜びを力に変えて走りたい」と力を込めた。





北日本新聞社